目的

近年の少子高齢化や産業構造の変化、グローバル化等社会経済環境の変化を背景に、労働力の需給両面にわたる構造的な変化が著しく進展する中、持続可能な活力ある経済社会を構築するため、若年者、女性、高齢者、非正規労働者を含め一人一人の能力を高めることが必要となっています。
このような社会の課題に応じるため、基盤整備センターは、職業能力開発の実践に必要な調査研究、教材・訓練コース等の開発及び訓練技法・評価等の開発を体系的に行い、合わせてここに蓄積される各種職業能力開発に関する情報を発信していくことを目的としております。

情報発信

職業能力開発に係る情報発信としては、当サイトにおいて、職業能力開発業務に従事する方々等を対象として、当基盤整備センターで調査研究開発した成果物等の情報(各種研究報告書、教材情報等)を発信し、多くの方々にご利用いただいています。また、刊行物(「調査研究報告書」、「調査研究資料」及び「教材情報資料」)として関係機関へ配布しています。
その他、職業能力開発情報誌である「職業能力開発報文誌」「技能と技術」誌の編集・刊行をしています。

  • 「技能と技術」

「技能と技術」は電子書籍として提供しています。

基盤整備センターの主な調査及び研究活動

I 教材・訓練コース等の開発

  1. 離職者訓練カリキュラムモデルや訓練テキストの開発
  2. 在職者訓練カリキュラムモデルの開発
  3. 学卒者訓練カリキュラム、教材の開発
  4. 認定教科書の改定
  5. ものづくり間接支援分野における訓練実施基盤の開発
  6. 若年層を対象とした実践的職業訓練コースの開発及び検証実施に関する調査・研究
  • eラーニング教材制作
    eラーニング教材制作
  • 学卒者訓練 生産ロボットシステムコースの整備
    学卒者訓練 生産ロボット
    システムコースの整備

II 訓練技法・評価等の開発

  1. 離職者訓練用訓練課題の開発及びメンテナンスに関する調査研究
  2. 離職者訓練の実施に係る訓練用教材等のあり方についての調査研究
  3. 訓練・学習の進捗等に配慮を要する学生に対する指導・支援に関する研究プロジェクト
  • 訓練・学習の進捗等に配慮を要する学生に対する指導・支援に関する研究プロジェクト
    訓練・学習の進捗等に配慮を要する学生に
    対する指導・支援に関する研究プロジェクト

III 職業能力開発の実践に必要な調査研究

  1. 業種別職業能力開発体系の構築に関する調査研究
  2. 分野別実践的カリキュラムの設定に係る基礎研究(普通職業訓練普通課程)
  3. 分野別実践的カリキュラムの設定に係る基礎研究(高度職業訓練)
  4. 分野別実践的カリキュラムに係る評価の水準に関する基礎研究(普通職業訓練普通課程、高度職業訓練専門課程)
  5. 職業能力体系の整備等に関する調査研究
  6. 求職者に対する訓練コースのコーディネート等に関する調査研究
  7. 求職者支援法の創設に基づき実施される職業訓練の質保証に関する調査研究

PTUフォーラムの開催

"技能科学で未来をデザイン"のキャッチフレーズのもと、職業能力開発に係る研究成果の発表と議論の場の提供を目的として「PTUフォーラム」(外部サイト「職業能力開発総合大学校」が別タブで開きます)を開催しています。
※PTUとは、職業能力開発総合大学校の英文名称「PolyTechnic University」を頭文字で表したものです。

  • 職業能力開発研究発表会
    職業能力開発研究発表会
  • 特別講演
    特別講演