大学校及び設置科 中国職業能力開発大学校 附属福山職業能力開発短期大学校 生産技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 未入力
課題に取り組む推奨段階 専門課程
課題によって養成する知識、技能・技術

設計するカートの性能向上のため軽量化を目標に設計を行った。評価のために材料力学やCAE解析を理解し活用することで、必要な剛性を維持しながら軽量化のための設計を行うことができました。 グループでの製作であることから、自らの役割を進めるだけでなく、他メンバーとの協調を意識して進めました。グループ内での連絡を密に行うことでコミュニケーション能力を習得しました。 製作過程においては、当初の設計で実際に部品の製作や組立調整を行うと数々の問題が発生しました。その度に、対処策を検討し試すことで問題解決能力を習得することができました。 課題に取り組むことで身に付けた設計や加工の技能と知識が、就職した会社で活かされています。

製作の目的と概要

ゼロハンカーは、50ccのエンジンを搭載したダート用の手作りカートです。エンジンは市販の物を使用しますが、車体については車両規定(サイズ)と安全対策の決まりがあるだけで自由に設計製作できます。
今まで学んできた知識を生かして、学生が自らのアイデアを出し、試行錯誤を重ねながら製作し、2月に開催される全日本EV&ゼロハンカーレースIN府中に出場します。

成果

機器の設計や選定方法、構造力学の計算やCAE解析を行い、設計した部品の加工・組立・調整を通して専門課程で学んできた幅広い分野の知識を活用して、安全に配慮したカートを製作します。
2月の行われる大会に出場し、デザインや機能も含めてモノづくりの技術をアピールします。
この実習を通じて、「モノづくり」の面白さや発展性を理解するとともに、期限までに成果物を完成させる開発工程について習得します。
ゼロハンカーの設計・製作(H29)の画像1
図1.Aチーム製作カート
ゼロハンカーの設計・製作(H29)の画像2
図2.Bチーム製作カート
ゼロハンカーの設計・製作(H29)の画像3
図3.昨年度製作カート
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