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【ケース共通】テクノインストラクターの能力体系ページを表示する
「基盤整備センターホームページ」 https://www.tetras.uitec.jeed.go.jp/(図1)から
「テクノインストラクターの能力体系(研修コースの検索)」の概要ページ(図2)を表示します。
図1 「基盤整備センターホームページ」のトップページ
図2 「テクノインストラクターの能力体系」の概要ページ
【ケース1】「習得するべき技能・技術」を確認する
① 「テクノインストラクターの能力体系」のページ(図2)から
「職業訓練指導員スキルマップ(訓練系・科別)」を選択します(図3)。
図3 「テクノインストラクターの能力体系一覧」のリスト
② 所属や目的の訓練科(例.普通職業訓練_塑性加工科)を選択(図4)して、職業訓練指導員スキルマップ(図5)を表示します。
図4 「職業訓練指導員スキルマップ(訓練系・科別)」の説明ページ
③ 表示されたスキルマップから必要な業務遂行能力を確認します(図5)。
※優先度の高い要素をステップ1から、OJTや研修計画を立てます。
ステップ1~3は、難易度ではなく、経験年数(目安)を3段階に分けて表しています。
ステップ1:1年~3年
ステップ2:4年~7年
ステップ3:8年以上
図5 職業訓練指導員スキルマップ(例.塑性加工科)
④ スキルマップの各技能・技術要素(例.工業材料(基礎))を選択すると、スキルシート(図6)が表示されます。 スキルシートを見て能力の詳細を確認してください。
図6 「スキルシート」(例.工業材料(基礎))
【ケース2】「習得するべき業務遂行能力」を確認する
① 「テクノインストラクターの能力体系」のページ(図2)から
「職業訓練指導員スキルマップ(共通能力)」を選択します(図7)。
図7 「テクノインストラクターの能力体系一覧」のリスト
② 「職業訓練指導員スキルマップ(共通能力)」はこちら(図8)を選択して、スキルマップ(共通能力)(図9)を表示し、習得するべき業務遂行能力を表示します。
図8 「職業訓練指導員スキルマップ(共通能力)」の説明ページ
③ 表示されたスキルマップから必要な業務遂行能力を確認します(図9)。
※優先度の高い能力をステップ1から、OJTや研修計画を立てます。
ステップ1~3は、難易度ではなく、経験年数(目安)を3段階に分けて表しています。
ステップ1:1年~3年
ステップ2:4年~7年
ステップ3:8年以上
図9 職業訓練指導員スキルマップ(共通能力)
④ スキルマップの各業務(例.訓練指導)を選択すると、スキルシート(図10)が表示されます。
スキルシートを見て能力の詳細を確認してください。
図10 スキルシート(例.訓練指導)
【ケース3】「スキルチェック」を行い、現状の不足している専門スキルを確認する
① スキルマップを表示しているページからスキルマップをダウンロードします(図11、12)。
図11 「職業訓練指導員スキルマップ(塑性加工科)」のページ
図12 「職業訓練指導員スキルマップ(共通能力)」のページ
② ダウンロードしたスキルマップを開いて、
持っているスキル要素にチェックを入れます(図13)。
図13 ダウンロードした「職業訓練指導員スキルマップ(塑性加工科)」
③ スキルマップの各要素(例.工業材料(基礎))をクリックすると、
スキルシートが表示されます。
スキルシートを見て能力の詳細を確認してください(図14)。
図14 能力の詳細確認(例.工業材料(基礎))
④ スキルチェック結果のシートにすると、スキルチェック結果(図15)が表示されます。
スキルチェック結果を見て自身の不足している能力を確認してください。
図15 スキルチェック結果(例.塑性加工科)
将来的に習得していく必要があるスキルを踏まえて、今後のOJTや研修および自己研鑽の計画を立てます。
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【ケース4】スキルアップに必要な職業大が実施する職業訓練指導員研修を確認する
① ダウンロードしたスキルマップを開いて、自身が不足しているまたはスキルアップしたい分野(小分類)の横にある「関連研修一覧へ」を選択します(図16)。
図16 ダウンロードした「職業訓練指導員スキルマップ(塑性加工科)」
② 選択された関連する研修一覧が表示されます(図17)。
研修内容・項目等確認したい研修名を選択します。
図17 関連する研修一覧(例.塑性加工科_小分類(機械設計・機械製図))
③ 研修名を選択すると、該当研修カリキュラムが表示されます(図18)。
図18 研修カリキュラム
(例.3次元CADによるサーフェスモデリング技術)
【ケース5】「技能・技術の体系」を活用し、研修計画を立てる
※ケース3で、担当する訓練の職業訓練指導員スキルマップがHPに無い場合は、独自のスキルマップを作成して、研修計画を立てることをお勧めします。
①「テクノインストラクターの能力体系」のページ(図2)から 「テクノインストラクターの技能・技術の体系」を選択します(図19)。
図19 「テクノインストラクターの能力体系一覧」のリスト
② 「テクノインストラクターの技能・技術の体系」はこちら(図20)を選択して、テクノインストラクターの技能・ 技術の体系(図21)を表示し、体系をダウンロードします。
図20 「テクノインストラクターの技能・技術の体系」の説明ページ
図21 「テクノインストラクターの技能・技術の体系」のページ
③ ダウンロードしたファイルを開くと、全分野の技能・技術の体系が表示されます。
訓練科に関連しない分野のボタン(図22)を選択して、非関連技能・技術を消去します。
(再度ボタンを選択すると表示されます。)
図22 ダウンロードした「テクノインストラクターの技能・技術の体系」
表示されている技能・技術要素から必要な知識や技能等の詳細について確認します。
各要素をクリックすると、スキルシートが表示され、能力の詳細を確認できます。
レベル(L1~L3)は、各技能・技術分野の難易度をもとにした習得する順番を表しています。
L1:一般的に普及している基礎的・基本的な専門知識及び技能・技術
L2:専門分野の向上や拡大に関する専門知識及び技能・技術
L3:専門分野の高度化及び他の分野との複合化に関する専門知識及び技能・技術
④ 技能・技術の体系を、新規エクセルファイルへコピーして、独自スキルマップを作成します。
1) スキルマップのステップは、技能・技術の難易度(体系のレベルL1~L3)ではなく、
指導員のキャリア(新任、中堅、ベテラン等)に応じて習得する順番です。
体系のレベルをステップに並べ直して独自スキルマップを作成します。
2) 技能・技術要素が不足している場合は、独自の要素を追加してください。
また、独自の要素は新しいスキルシートを作成しておくと、内容が明確化できます。
独自スキルマップは、計画的かつ効果的な人材育成のための羅針盤として機能します。
独自スキルマップの優先度の高い要素(ステップ1)から、将来的に習得していく必要があるスキルを踏まえて、今後のOJTや研修および自己研鑽の計画を立てます。
- 職業訓練指導員スキルマップを活用して、
計画的なスキルアップを図りましょう。