厚生労働大臣賞(特選)を受賞された川橋 壮彦氏に、職業訓練教材コンクール事務局(基盤整備センター)がお話を伺いました。
受賞作品:建設機械の保全技術 ~現場で使える保守・点検~
受賞者:川橋 壮彦
(独立行政法人高齢・障害・求職者支援機構
中部職業能力開発促進センター
名古屋港湾労働分所)
Q.厚生労働大臣賞(特選)の受賞おめでとうございます。受賞されたお気持ちをお聞かせください。
A.大変、名誉ある賞を賜り、光栄に思っております。また、本教材の作成、応募にあたりご協力を頂きました関係者の皆様には、心より感謝しております。
Q.今回の受賞作品の教材はどのようにして誕生したのですか?教材誕生の経緯(きっかけ)について教えてください。
A.建設機械は、地域経済の発展や自然災害等による被災地域の復興事業に必要不可欠な重機です。近年、第4次産業革命の進展に伴い、ICT建機は今や働き方改革の「救世主」とも呼ばれる等、IT化が遅れていた建設業界において注目度が高まっています。
ICT建機にはMC(マシンコントロール)とMG(マシンガイダンス)の2種類がありますが、どちらもオペレーターの施工技術をサポート