リサイクルされる資源ごみのなかで、特に回収率の低い PET ボトルに注目し、その圧縮機を開発して人々への啓発を促すことをコンセプトとして取り組みました。開発した「PET ボトル自動圧縮機」は PET ボトルだけを判別して圧縮し、回収することができます。この実習においては、機械系・電子系・情報系の学生が協力して取り組みました。その際、目的を達成するために、調査・企画、設計・製作、評価の検討を随時行ってきました。また、リサイクルの啓発につながるアイデアを捻出して圧縮機へ搭載しました。
★技能・技術習得目標:
課題を通して、環境問題に対する考え方と機械工学、電気・電子工学および情報工学を応用した製品開発技術を習得します。
成果
挿入機構と減容・排出機構を設計・製作し、PET ボトルのみを検出して圧縮できるようにしました。音声案内とディスプレイの表示によってリサイクル意識向上の啓発活動となると考えられます。
★アピールポイント:
PET ボトルを自動的に圧縮してリサイクルを促す圧縮機が開発しました。