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課題の要約
無線LANCARの製作(改良)(H20)
大学校及び設置科
近畿職業能力開発大学校 電子技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
数学、物理、コンピューター工学、通信工学、ネットワーク技術、電子CAD技術
課題に取り組む推奨段階
コンピューター工学実習、通信工学、電子CAD実習の終了後
課題によって養成する知識、技能・技術
課題を通して、マイコンのプログラミング技術、ネットワークの機器の設定方法、CADによる基板製作技術などを身につけます。
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
昨年度製作した「無線LANCAR」は、Webブラウザーから無線LANを介して車を制御する機能と、傾けて操作する赤外線リモコンで制御していました。また、Webブラウザーからは車体に搭載しているWebカメラの画像を見ることができます。
今年度の課題として、いくつかの改良を行うとともに、車体の構成を1から考え直しました。改良点としては、赤外線通信をBluetooth®通信に変更し、赤外線が届かない状況が起こっても確実な通信が行えるようにしました。他には、超音波センサーを取り付け、車体周辺の障害物に接触しないように改良しました。
センサーの処理やモーターの制御は授業の中で使用したPIC®マイコンを使用しており、授業の復習と応用を目的として実施しました。
成果
リモコンを傾けた方向に無線LANCARが方向転換することが確認できました。また、超音波センサーが障害物を検出し、退避することも確認できました。今回製作した無線LANCARを写真1に、リモコンを写真2に示します。本体側とリモコン側に同じBluetooth®モジュールが搭載されているのがわかると思います。
今回実現したBluetooth®通信は、市販されているADC Technology社製のシリアルポートプロファイル搭載のBluetooth®モジュール(写真3)を利用することで簡単に無線化することができました。また、PIC®マイコンとBluetooth®モジュール間はシリアル通信で通信しています。
製作当初、心配をしていた無線LANとBluetooth®の電波干渉は特に問題はありませんでした。 しかし、製作途中でBluetooth®の通信がうまくいかない場合のチェックの方法が分からず、結局、回路の見直しや設定の確認などに時間をとられることが問題であるとわかりました。通信のやりとりが見える装置などがあれば良いと思われます。
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