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課題の要約
手書き文字認識ソフトウエアの制作(H20)
大学校及び設置科
北陸職業能力開発大学校 附属石川職業能力開発短期大学校 情報技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
データ構造・アルゴリズム、プログラミング技術、システム設計技法、生産画像工学
課題に取り組む推奨段階
ソフトウエア生産工学、データ構造・アルゴリズム、ソフトウエア制作実習?、生産画像工学終了後
課題によって養成する知識、技能・技術
システム設計技法、プログラミング技法、画像処理技術に関する実践力を身につけ、グループワークを通して「ものづくり」の流れを学びます。
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
オンライン手書き文字認識は、主にPDAなどに利用されていましたが、昨今では子供向けゲームソフトに利用されるなど注目を集めています。そこで、本課題を通して、オンライン手書き文字認識ソフトウエアを制作するための要素技術となるデータ構造・アルゴリズムやプログラミング技術、文字の認識技術を学ぶと共に、ウォーターフォールモデルに則したシステムの設計技法、グループワークによるコミュニケーション能力の習得などを目的としました。
成果
開発したシステムは、ペンタブレットを使用して入力された手書き文字をオンラインで認識します。
図1は、手書き文字の「ね」が入力され認識処理によってひらがなの「ね」と判定されている様子です。その他、入力文字に近い文字を昇順に候補として出力しています。
また、辞書登録機能も有しており、この機能で登録した文字が認識可能な文字となります。
性能として、ひらがな46音に対する認識率をテストした結果、平均約96%の認識率が得られました。テスト方法は、4人が各自ひらがな46音の辞書を作成し、互いの辞書をテストするという方法で行いました。
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