教材名 3次元デザインツールの利用技術
教材名2
教材ID 204
教材作成者名 加藤 肇
教材作成日 1998-03-31
改訂情報
ジャンル名 高度教材
分野名 その他
業種名 マルチメディア・コンテンツ業
職務名 クリエーティング(CG)
職務構成名 CG技術応用
区分名 教材
職業名 CGデザイナー
指導案

【使用教材,資材一覧】

技術解説用テキスト:表題「3次元デザインツールの利用技術」(副題「Adobe Dimensions 基礎トレーニング」)

インクジェットプリンタ用専用紙

【訓練事前準備事項】

パソコンへアプリケ-ションソフト「Adobe Dimensions 3.0J」および「Adobe Illustrator 7.0J」をインストールする。OSがWindows95,98,NTの場合はWindows版を,Macintoshの場合はMac版のパッケージを用いること。ここでAdobe Illustratorは,Dimensionsと一時的に併用するためのもので,一部の機能だけを用いる。Illustratorのテキストは特に必要ない。

【訓練項目と訓練経過時間】

ソフトの特徴と必要な環境 1時間

Dimensionsの習得方法 1時間

フリーハンド風に3Dを描く 3時間

さまざまなデータ形式に書き出す 2時間

正確な寸法で3Dを描くコツ 5時間

【指導展開法】

第1章(1時間)

最近の3Dグラフィクスの概要について解説する。

受講生はOSの基本操作を修得していることが前提となっているため,その部分の説明は避け,3Dグラフィックソフトに多くの種類があることやAdobe Dimensionsを選定した理由を中心に説明する。

第2章(1時間)

まず,実際の作品例を見せて,Adobe Dimensionsの用途や特徴を述べる。

ここで,Dimensionsがテクニカルイラストに最適であることを強調する。

次にDimensionsを起動し,3D画面の構造や3D画像を構成する要素(パスやアンカーポイント)の意味について解説する。

第3章(3時間)

2Dウインドウで断面を描き,それを回転・押し出しするモデリングの基本操作を解説し,受講生にトレーニングしていただく。ここでは,正確な寸法を用いず,フリーハンド的な断面図を描き,モデリングした3Dオブジェクトを3Dウインドウ上で編集する。

第4章(2時間)

編集を終えた3Dオブジェクトにレンダリング処理を施し,2種類のファイル形式(3DMF形式とAdobe Illustrator形式)に書き出す。これらの個々の利用法を解説し,受講生にもファイル操作とその後のデータの処理をトレーニングしていただく。

第5章(5時間)

Adobe Illustratorを併用して,正確な寸法で断面図を描く方法や,3Dオブジェクトに2Dイメージをマッピングする方法を解説し,受講者に同様の操作をトレーニングしていただく。

IllustratorとDimensionsのパスコントロールは同一なので,Illustratorについての解説は最小限にとどめる。

ここまでのトレーニングに約1~2時間を要するが,受講者全員が完了するまで待ち,残った時間を自由課題による作品制作に充てる。その間講師は,

受講生を個別指導する。

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