令和6年9月26日にポリテクセンター鳥取において、高度訓練開発室の調査・開発テーマである「航空機分野における職業能力開発体系の整備」の委員会を開催いたしました。
高度訓練開発室では、産業界でもとめられる職業能力を分析・整理し、効果的な人材育成や職業能力開発を目指した調査・研究を進めています。平成30年度からは、鳥取県と連携し3分野(自動車分野・医療機器分野・航空機分野)の職業能力開発体系の整備を9年計画で実施しております。今年度で7年目を迎え、新たに航空機分野の体系整備を始めました。
3年間で「職業能力の体系」や「職業訓練の体系」を整備するほか、新規カリキュラムの施行・検証を行います。
今年度は「職業能力の体系」の整備を目標としています。当機構の職業訓練指導員で構成した作業部会で案を練り、航空機部品製造関連の団体及び企業で構成した委員会で、ご助言をいただきながら整備を進めております。
委員会は年4回を計画しており、今回は2回目の開催です。「職務分析表の作成」を目標として委員会・作業部会を実施し、9月25日から27日までの3日間で職務分析表(案)を作成しました。
次回の委員会は12月12日を予定しており、それまでの期間に今回作成した職務分析表(案)に関する企業ヒアリングを行って参ります。
これまでに調査・開発で整備した「自動車部分品・附属品製造業」と「医療用機械器具製造業の職業能力の体系」は「職業能力の体系」のページで公開していますので、ぜひご活用ください。