令和3年10月21日にポリテクセンター鳥取にて医療機器分野における職業能力開発体系の整備に関する調査研究委員会を開催しました。
 高度訓練開発室では、産業界で求められている職業能力などを分析・整理し、的確な人材育成、効率的な職業能力開発の実施に資する調査研究開発に取組んでいます。中でも、「職業能力の体系」の整備については、継続的に調査研究テーマとして整備に取り組んでおり、令和2年度末時点において業種別で97業種の体系を整備しているところです。令和3年4月からは、鳥取県と連携しながら医療機器分野の職業能力開発体系の整備に取り組んでいます。
 調査研究委員会では、医療機器関連の中央団体所属企業様、鳥取県内及び近県の医療機器関連企業様、鳥取県内の支援団体様に加え、機構職員(主にテクノインストラクター)で構成された作業部会委員が参集し、協力して医療機器分野の「職業能力の体系」の整備作業を行っています。
 第2回となる今委員会(10/21)では、新型コロナウイルス感染予防の観点から、その地域や企業の事情に応じてオンラインでも参加ができるようにしていましたので、県外企業の委員2名がWeb会議システムを活用し、ポリテクセンター鳥取の会議室と繋ぐ形のいわゆるハイブリッド会議形式で開催しました。  

  • Web会議システムを活用したハイブリッド委員会の様子
  • Web会議システムを活用したハイブリッド委員会の様子


 今回は、高度訓練開発室として初めてのハイブリッド会議ということもあり、運営の面で至らない点も多々ありましたが、委員の皆様からのご理解とご協力を賜り、第2回委員会を無事に終えることができました。
 ご協力いただきました関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。