教材名 港湾実務講座
教材名２
教材ID 37
教材作成者名 富田　功
教材作成日 1994-05-28
改訂情報
ジャンル名 高度教材
分野名 情報・通信系
業種名 港湾運送事業
職務名 港湾総論，港湾経営管理論
職務構成名 港湾実務，経営と労務
区分名 教材
職業名 管理的職業すべて
　■教材情報データシート

【記入者】

富田　功　　所属：港湾職業能力開発短期大学校　横浜校

【教材のねらい】

港湾実務者，とりわけ現業関係の実務者にとって今日最も強く要請されている点は港湾機能の充実強化策である． 本テキストは港湾機能を提供する側（港湾管理者，港湾産業及び港湾労働の３者）の役割の重要性とその変化について，主としてコンテナ輸送革新が急速に拡大した昭和50年代，円高基調と国際化時代の始まりともいわれている昭和60年代，そして規制緩和の動向が注目され始めた平成２～３年以降に区分して取り上げた． その取り上げ方は，主として(1)問題意識，(2)港湾機能を提供する側の特色，もしくは特質，(3)当該提供者側の抱える問題，(4)当該問題を解決，もしくは改善するための諸条件－課題－とその展望を明らかにするといいう方法によっている．その意味では，現業関係業務の初心者にはやや難しい箇所があるかもしれないが，この点は，「例示」と「分かりやすい用語による説明」と「質問等にによる応答形式」によって学習意欲の向上とその成果の向上に努めている． 本テキストは，単に港湾の現業関係業務に携わる者のみでなく，港湾機能を利用する側－荷主，メーカー及び貿易会社と海運会社の業務に携わる者にも適用することができる．

【内容】

第１部 港湾経営問題と基本的課題

第２章 港湾管理・運営の基礎的問題

～その経済的側面を中心として～

第３章 港湾管理・運営制度の基本的問題と課題

～港湾における公企業経営論序説～

第４章 港湾経営の特質と基本的課題

第５章 港湾経営をめぐる本質的課題と展望

～港湾経営と公共の利益に関連して～

第２部 港湾労働問題と基本的課題

第３章 港湾労働問題と課題

第４章 港湾労働をめぐる福利厚生対策

第５章 港湾福利厚生対策の基本的課題と展望

第６章 港湾労働災害問題と基本的課題

第７部 港湾運送事業問題と基本的課題

第８章 港湾運送事業の基礎的問題と課題

～主として港湾労働福祉をめぐる費用負担との関連において～

第１０章 　港湾運送事業料金の現状と将来

第１１章 　港湾運送事業の展開と基本的課題

～コンテナ化時代に関連して～

第１２章 　港湾運送事業経営の変貌と企業経営戦略

第１３部 港湾機能の変貌と課題

第１４章 　港湾における変貌と課題

第１５章 　港湾都市・地域の基本的問題と課題

第１６章 　港湾のパラダイム転換と課題

～港湾と港湾機能の態勢整備に関連して


【作者名】

富田　功　　所属：港湾職業能力開発短期大学校　横浜校

【教材作成年月日】

平成６年５月28日

【セミナー時間数】

第１部
第１章　　１時間
第２章　　１時間
第３章　　１時間
第４章　　１時間
第２部
第５章　　１時間３０分
第６章　　１時間３０分
第７章　　１時間３０分
第８章　　１時間３０分
第３部
第９章　　１時間３０分
第１０章　　１時間３０分
第１１章　　１時間３０分
第１２章　　１時間３０分
第４部
第１３章　　１時間３０分
第１４章　　４０分
第１５章　　４０分
第１６章　　４０分

【体系図での位置】

業種名：港湾運送事業等
職　務：港湾総論，港湾経営管理論
職務構成名：港湾実務，経営と労務

【レベル表示】

専門・

【セミナー対象者】

港湾現業実務及び一般事務に携わる者及び貿易・海運業実務等に携わる者

【教材形態】

１．開発形態：　指導員が開発
２．セミナーの実施形態：　ダイアログ形式による習得型＋問題解決型
３．教材の種類：　市販図書を使用


【参考文献】

１．北見俊郎著　「都市と港－港湾都市研究序説」同文館
２．柴田悦子著　「港湾経済」成山堂書店
３．喜多村昌次郎著　「港湾産業」成山堂書店
４．日本海事広報協会　「日本の港湾」日本海事広報協会
５．喜多村昌次郎著　「欧州の港湾労働」(財)港湾労働経済研究所
６．天田乙丙著　「港湾概論」成山堂書店
７．有馬元治著　「港湾労働法」日刊労働通信社
８．日本港運協会　「日本港運協会三十五年の歩み」日本港運協会
９．(財)国際港湾協会　「Cargo System」(財)国際港湾協会
10．(財)国際港湾協会　「Bulk System」(財)国際港湾協会
11．(社)港湾貨物運送事業労働災害防止協会・神奈川総支部
　　「労働災害統計資料・各年版」(社)港湾貨物運送事業労働災害防止協会
12．中谷巌著　「転換する日本企業」講談社
13．西谷耕三著　「日本的経営と人材」講談社
14．富田功，他著　「最新港運の知識」(財)港湾労働経済研究所
15．富田功，他著　「最新国際複合輸送の話」(財)港湾労働経済研究所
16．加護野忠男著　「企業のパラダイム変革」講談社

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