教材名 建築実務における有限要素法解析技術
教材名２
教材ID 180
教材作成者名 藤村 悦生; 杉村 直哉; 岩崎 博; 岸 正彦
教材作成日 1998-08-31
改訂情報
ジャンル名 高度教材
分野名 居住系
業種名 建築設計サービス業
職務名 構造設計
職務構成名 応力解析法、各種構造計算の応用
区分名 教材
職業名 建築技術者
　■教材情報データシート


【記入者】

藤村悦生 所属：高度職業能力開発促進センター
杉村直哉　所属：高度職業能力開発促進センター


【教材のねらい】

有限要素法の実務レベルにおける使用法を演習から学習することにより、有限要素法の基礎理論を理解すると供に、実務における応用的設計技術を習得できます。また、先端的設計技法の習得に対して有意義な解析技法も併せて学習します。


【内容】

有限要素法を実務レベルで活用するには、市販のテキストのように数式ばかりの記述では、それを十分に活かすことはできません。理論的な把握は重要ですが、理論だけでは有限要素法は使いこなせません。このような観点から、本テキストは、実習を主体とした自習書の形式をとっており、解析技術の基本である静的解析、固有値解析、座屈解析を中心に記述しています。さらに、基本例題をマスターすることによって有限要素法の原理を肌で感じ取り、さらなる応用技術へのベースとなるよう配慮しています。例えば、例題を通じて解析精度と有限要素分割との関係や、入力データの確認法法や、解析結果の応力評価方法などにふれています。
  1. 構造物のモデリング
    2. (1)構造と要素
    (2)要素選択の指針
    (3)要素の種類と特徴
    (4)要素と要素特性
    (5)形状・節点・要素の作成手順
    (6)上手な要素分割
    (7)統一単位系
    　
  2. モデル作成と基本機能
    3. (1)モデル作成
    　　　イ．骨組構造
    　　　ロ．板構造
    　　　ハ．一般３次元体構造
    　　　ニ．Solidモデル
    　
    (2)応力解析
    　　　イ．骨組構造
    　　　ロ．板構造
    　　　ハ．一般３次元体構造
    　　　ニ．Solidモデル
    　
    (3)固有値解析
    　　　イ．骨組構造
    　　　ロ．板構造
    　　　ハ．一般３次元体構造
    　
    (4)座屈解析
    　　　イ．骨組構造
    　　　ロ．板構造
    　　　ハ．一般３次元体構造
    　
  3. 有限要素法解析の実務
    4. (1)プログラムの試用と使い込み
    (2)有限要素法で解析する現象
    (3)有限要素法の理論
    (4)要強度評価
    (5)報告書の作成技法
    　


【作者名】

藤村悦生 所属：高度職業能力開発促進センター
杉村直哉 所属：高度職業能力開発促進センター
岩崎　博　所属：三井造船システム技研（株）
岸　正彦　所属：三井造船（株）技術本部　


【教材作成年月日】

平成10年８月３1日


【セミナー時間数】

24時間


【体系図での位置】

業種名：建築設計サービス業、総合建設業等
職　務：構造設計
職務構成名：応力解析法、各種構造計算の応用


【レベル表示】

先端


【セミナー対象者】

建築技術者、構造解析技術者


【教材形態】

１．開発形態：指導員が開発
２．セミナーの実施形態：技能技術習得型
３．教材の種類：自作テキスト
４．補助教材：
５．教材開発ツール：一太郎Ver9R1


【参考文献】

  1. The MacNeal-Schwendler Corporation：MSC/NASTRAN for Windows Command Reference Guide V3 MSC/NASTRAN for Windows User’s Guide V3
  2. 日本エムエスシー株式会社：MSC/NASTRAN for Windows コマンドリファレンスガイド MSC/NASTRAN for Windows ユーザーズガイド
  3. 工学図書株式会社：実用振動計算法、小堀与一　　　
  4. 株式会社オーム社：機械のための有限要素法入門、川井・岸　

※上記以外の資料（「教材」と「実技関連説明書」など）は、 こちら（ユーザ名=ユーザIDとパスワードが必要です）。
ユーザ名とは会員登録時に発行されたユーザIDを指します。
ユーザ名とパスワードをお持ちでない方は教材作成支援情報メニュー一覧から会員登録を行って下さい。

ページのトップに戻る