- 訓練課題 課題概要
- 目標
体系図に基づいた教育訓練の必要性を認識するとともに、OJTによる
技術移転法や教育効果の評価法及び安全衛生を習得させる。
- 時期 1日目
- 受講生数 10人
- 場所 普通教室
- 所用時間 6時間
- 訓練機器 OHP
指導段階 |
時間 |
要点と方法 |
教材 |
導入
提示
提示
実習
実習
提示
提示
提示
総括 |
0.5H
0.5H
3.0H
0.5H
0.5H
0.5H
0.5H |
開講式
・オリエンテーション
・受講者、講師の紹介
1.教育訓練の必要性と意義
2.体系図の確立と訓練計画
(1)訓練実施計画
3.指導案作成法
(1)準備事項
(2)指導案の作成
(3)指導案の様式及び記入法
(4)実技指導のための作業分解
(5)作業環境の整備
4.教材作成法
(1)テキスト
(2)実技テスト(作業分解票)
(3)視聴覚教材
5.安全衛生
(1)設備・環境等の安全化
(2)安全点検制度の確立
(3)服装の安全化と保護具の使用
(4)安全教育
6.評価法
(1)訓練評価の意義・目的 |
体系図
訓練実施計画
指導案の様式
作業分解票 |
- 中級リーダー養成
- 「在来軸組木造住宅の設計指導技術」
- 訓練課題 概要・調査・企画のまとめ
- 目標
設計実務における実例に基づき概要・調査・企画について重要なポイントをグ
ループ作業および討議によりまとめ、テキスト・資料となる教材を作成する。
- 時期 2日目
- 受講生数 10人
- 場所 普通教室
- 所用時間 6時間
- 概要のまとめ(2時間)
設計実務における実例に基づき下記の項目について重要なポイントをグループ作業および討議によりまとめ、テキスト・資料となる教材を作成する。
- 企画調査から実施設計までの概要
はじめに仕事の全体の流れをつかませるため、企画・調査・基本構想・基本計画・基本設計・実施設計までをプロセスフローチャートにまとめ、提示する。
- 在来軸組木構造の概要
標準的な工法・仕上げ等の納まりを知るため、実例による詳細図等をまとめ整理し、提示する。
調査・企画のまとめ(2時間)
何について、いつ、どこで、どうやって調べるのか。そのまとめ方としての記入リストを提示する。
- 調査項目リスト
- 企画項目リスト
設計条件の設定のまとめ(2時間)
設計にあたり、何がフィックスされ、何がフリーかを把握させるため、チェックリストをまとめ、提示する。
- 与条件チェックリスト
- 制約条件チェックリスト
指導案
- 中級リーダー養成
- 「在来軸組木造住宅の設計指導技術」
- 訓練課題 構想・基本計画のまとめ
- 目標
設計実務における実例に基づき構想・基本計画について重要なポイントを
グループ作業および討議によりまとめ、テキスト・資料となる教材を作
成する。
時期 3日目
- 受講生数 10人
- 場所 普通教室
- 所用時間 6時間
構想(設計方針)とエスキスのまとめ(3時間)
何が最も大切か、優先順位を決め、実現可能性のあるモデル案の作成、各案の評価を行 うための確認手法をまとめ、提示する。
- 設計方針(実例参考リスト)
設計方針をまとめるための参考となる実例をまとめ整理し、提示する。
- ボリュームチェック
法令による形態制限の把握、与条件による形態の把握により、文章化されたものを具体的な形あるものに置き換えて、ボリューム感をつかみ、視覚的な操作の対象とする行為の実例を時系列に提示する。
- 配置・平面・断面のゾーニング
各部屋単位の広さの決定と、各部屋相互関係及び機能構成の整理、レイアウトを行う行為の実例を時系列に提示する。
- 配置・平面・断面のゾーニング
各部屋単位の広さの決定と、各部屋相互関係及び機能構成の整理、レイアウトを行う行為の実例を時系列に提示する。
- モデル案の評価
前提条件である設計方針・与条件・制約条件により適合度を判定し、さらにモデル案が
新たな価値を含んでいる場合はプラス評価を考慮し、決定することを提示する。
基本計画(法規制の検討)のまとめ(3時間)
計画案に対しての法的な環境衛生・構造の各チェックを提示する。
- 採光計画 (有効採光面積≧各居室床面積×1/7のチェック)
- 換気計画 (有効換気面積≧各居室床面積×1/20のチェック)
- 排煙計画 (有効排煙面積≧各居室床面積×1/50のチェック)
(ただし、建築基準法上、住宅は原則排煙計画の対象になっていない。)
- 構造計画
(各階の地震力・風圧力による耐力壁量計算のチェック)
指導案
- 中級リーダー養成
- 「在来軸組木造住宅の設計指導技術」
- 訓練課題 基本設計図作成・構造設計のまとめ
- 目標 設計実務における実例に基づき基本設計図作成・構造設計に
ついて重要なポイントをグループ作業および討議によりまとめ、
テキスト・資料となる教材を作成する。
- 時期 4日目
- 受講生数 10人
- 場所 普通教室
- 所用時間 6時間
基本設計図作成のまとめ(2時間)
計画案のまとめとしての図面作成を行うための各要点をまとめ、提示する。
- 配置図・各階平面図・断面図・立面図作成
- プレゼンテーション(模型・パース作成)
構造設計のまとめ(4時間)
計画案に基づく各構造図の作成を行うための各要点をまとめ、提示する。
- 基礎の設計の手順(伏図・断面図作成)
- 1階床組の設計の手順(伏図・断面図作成)
- 2階床組(伏図・断面図作成)
- 小屋組 (伏図・断面図作成)
- 軸組図作成
指導案
- 中級リーダー養成
- 「在来軸組木造住宅の設計指導技術」
- 訓練課題 詳細設計・実施設計のまとめ
- 目標
設計実務における実例に基づきに詳細設計・実施設計について
重要なポイントをグループ作業および討議によりまとめ、テキ
スト・資料となる教材を作成する。
- 時期 5日目
- 受講生数 10人
- 場所 普通教室
- 所用時間 6時間
詳細設計・その他のまとめ(2時間)
計画案に基づく各詳細図・各書式の作成を行うための各要点をまとめ、提示する。
- 矩計図等作成
- 設計説明書・仕様概要書・工事費概算書・仕上表
実施設計のまとめ(4時間)
基本設計に基づき意匠・構造・設備の実施図面及び各種書式の作成を行うための各要点
をまとめ、提示する。
- 意匠設計(一般・詳細・各伏・展開各図、建具・仕上表)
- 構造設計(基礎・各床組・小屋組・軸組図)
- 設備設計(給排水・冷暖房・換気・電気設備)
- 仕様書 (標準仕様書・特記仕様書)
- 工事概要書・工事費概算書
- 確認申請書
指導案
- 中級リーダー養成
- 「在来軸組木造住宅の設計指導技術」
- 訓練課題 実技課題(設計課題)の作成(課題例の検討)
- 目標
実務に役立つ標準的な課題を設定し、職場において演習できる実技課題(設計
課題)をグループ作業及び
討議によりまとめ、テキスト及び資料となる教材 を作成する。
- 時期 6日目
- 受講生数 10人
- 場所 普通教室
- 所用時間 6時間
課題例(木造2階建住宅設計課題例)
に基づき課題を実施(4時間30分)し、課題の検討(1時間30分)を行う。
課題設定条件の設定
- 与条件
- 制約条件
制作物品の要件の設定
- 設計図書(要求図面)
- プレゼンテーション(模型・パース)
評価の項目及び基準の設定
- 評価のチェックリスト
指導案
- 中級リーダー養成
- 「在来軸組木造住宅の設計指導技術」
- 訓練課題 実技課題(設計課題)の作成
- 目標
実務に役立つ標準的な課題を設定し、職場において演習できる実技課題
(設計課題)をグループ作業及び討議によりまとめ、テキスト及び資料と
なる教材を作成する。
- 時期 7日目
- 受講生数 10人
- 場所 普通教室
- 所用時間 6時間
課題例の検討により、新たな課題及び指導書を作成する。
- 課題設定条件の設定(2時間)
- 与条件
- 制約条件
制作物品の要件の設定(2時間)
- 設計図書(要求図面)
- プレゼンテーション(模型・パース)
評価の項目及び基準の設定(2時間)
- 評価のチェックリストの作成
指導案
- 中級リーダー養成
- 「在来軸組木造住宅の設計指導技術」
- 訓練課題 実技課題(設計課題)の作成(課題の実施・検討)
- 目標
実務に役立つ標準的な課題を設定し、職場において演習できる実技課題(設計
課題)をグループ作業及び
討議によりまとめ、テキスト及び資料となる教材 を作成する。
- 時期 8日目
- 受講生数 10人
- 場所 普通教室
- 所用時間 6時間
作成した実技課題(設計課題)を課題の実施(4時間30分)し、検討(30分)を行い、以下の項目についてまとめる(1時間)。
- 課題設定条件の設定
- 与条件
- 制約条件
制作物品の要件の設定
- 設計図書(要求図面)
- プレゼンテーション(模型・パース)
評価の項目及び基準の設定
- 評価のチェックリストの作成
指導案
- 中級リーダー養成
- 「在来軸組木造住宅の設計指導技術」
- 訓練課題 実習指導の演習
- 目標 互いに模擬指導を行い指導法のまとめを行う。
- 時期 9日目
- 受講生数 10人
- 場所 普通教室
- 所用時間 6時間
- 基本実技の個別指導(2時間)
- 基本実技の集団指導(2時間)
- 分班訓練の計画と準備(1時間)
- カンとコツの教えかた(0.5時間)
- 間違いの直し方(0.5時間)
指導案
- 中級リーダー養成
- 「在来軸組木造住宅の設計指導技術」
- 訓練課題 評価及びまとめ
- 目標
担当指導担当者を含め、指導方法の確認と改善のために、全員で各自の指導
法に対する考え方について検討し要点をまとめる。
- 時期 10日目
- 受講生数 10人
- 場所 普通教室
- 所用時間 6時間
担当指導担当者と受講者による評価と要点
担当指導担当者を含め、指導方法の確認と改善のために、全員で各自の指導法に対する考え方について検討し要点をまとめる。(4時間)
「指導観察用紙(受講者による評価)」と「自己評価用紙(指導実演者自身による評価)」の用紙を模擬セミナー実施後の評価時の参考にする。
総括(2時間) |