能力開発データベース

■能力開発技法

講師への質問





■目的

セミナーの開始時において、受講者から講師への質問をすることにより、受講者の講師への安心感を与えます。

■人数/時間

人数: 何人でも可能
時間: 適宜、設定。10分位が適当。

■進め方

  1. 受講者に講師への質問をしてもらう。

  2. 講師は、可能な限り率直に答えるようにする。
受講者はこれからのセミナーに当たり、講師に対していろいろな不安や疑問を持っているものです。講師への安心感を抱いてもらうことが大切です。

講師は最初の段階で、

「それでは、私の自己紹介に変えて、みなさんに質問していただきます。私に対して聞きたいことを質問してください。質問はありますか?」

というように、受講者に質問を投げかけます。質問がすぐに出てこないかもしれません。その時は、

「例えば、個人的なことでも、仕事のことでも結構です。」

と一言付け加えると、質問しやすいものです。

何も質問が出ないようであれば、2〜3人のグループで質問事項を考えさせるのも一つの方法です。

質問をしてくれた受講者には、お礼を忘れないでください。質問内容を確認するなど、丁寧に取り上げるようにします。一通り答えた後、「ありがとうございました。他にありませんか?」というように進めます。その研修に関係のある経験などをふまえながら、自己紹介するようにします。