この度、当機構職員向けの研修会において「新しい時代を『らしく、はたらく、ともに』支えるために~DX・AI時代の人材育成とスキルアイ活用~」というテーマで講演をいたしました。
本稿ではそのハイライトをお届けします♪
講演ではまず、DXやAIによって仕事は「なくなる」のではなく「中身が変わる」という現実についてお話ししました。重要なのは、「指示通りに作業する」という仕事の価値は下がり、AIを道具として使いこなし「考え、決め、人と繋ぐ」という仕事の価値が高まる「二極化」が進んでいるという点です。
こうした中で「人材育成が難しい」という声が聞かれますが、根本原因は、ベテランの頭の中にしかノウハウがない、つまり「仕事が整理されていない」ことにあると考えています。何を教えれば一人前なのか、基準そのものが曖昧になっているのです。
この課題を解決するため、私たちが長年蓄積してきた「職業能力開発体系」という資産を、誰でも実践的に使えるようにしたものが、職務分析ツール「スキルアイ」です。「スキルアイ」は、AIも活用し、これまで担当者の経験に頼りがちだった職務の棚卸しやスキルチェックを、スピーディかつ的確に行えるよう支援します。ただし、「スキルアイ」は決して魔法の道具ではありません。企業の課題を理解し、支援の方向性を決めるのは、あくまで「人」である私たち職員です。「スキルアイ」は、こうした専門的な判断を支える強力な「相棒」に他なりません。
DX・AI時代のリスキリングは、自らの「仕事を見つめ直す」ことから始まります。その第一歩を、「スキルアイ」を通して力強く支援していくこと。それが、これからの私たち職員に課せられた使命だと考えています。