在職者訓練カリキュラム等検討委員会(以下「在カリ委員会」という。)では、高齢・障害・求職者雇用支援機構(以下「機構」という。)が実施する在職者訓練のカリキュラム開発やメンテナンス、全国の機構施設で計画される在職者訓練コースの精査、機構施設で円滑な実施につながるような環境整備について検討しています。
 在カリ委員会(指導員部会)は、毎年度4回、委員(全国のポリテクセンター、ポリテクカレッジなどで訓練を担当するテクノインストラクター等)20数名、事務局(基盤整備センターと機構本部)10名程度で構成し、各回3日程度で職業大で開催しています。
 今年度の在カリ委員会(指導員部会)は、一昨年から続くコロナ禍で(実は昨年度の第4回もですが)、職業大に集合することができず、4回ともWeb(オンライン)開催、書面(メール)開催で実施しました。
 何もなければ開催方式で悩まずに、集合開催前提で資料を準備しますが、毎回感染状況の推移を気にしながら開催方式を考え資料の準備をするという、例年とは違う1年でした。集合開催の予定で資料を準備している中、1週間前にWebに変更したこともありました。
 いざ、Web開催で委員会を始めてみると、通信環境がそれぞれ違うので、通信トラブルもたびたび起こりました。気づかずに進めてしまうこともあり、スムーズな運営には難しいと実感しました。
 在カリ委員会は、委員会開催時期以外でも委員と事務局間でやり取りすることが多いため、委員会用のグループウェアを準備しています。そのおかげで、Web開催になっても資料のやり取りに関しては問題なく行えましたが、事務局と委員間や委員会全体での会話のやり取りは間違いなく集合開催より減ります。委員会全体での意思、情報の共有が、Webや書面開催を円滑に進めるポイントになると実感しています。今年の在カリ委員会事務局は正直毎回不安でしたが、委員同士の連携に助けられ、何とか運営できました。委員の皆様ありがとうございました。

 来年度はぜひとも集合開催ができることを願っています・・・・・・。
 「新しい日常」にも慣れてきている世の中ですが、「以前の日常」も少し戻ってほしい今日この頃です・・・・・・・・・。