カリキュラムシート
分類番号 X303-019-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 生産性向上のための統計解析手法を活用した品質管理 |
訓練対象者 | 生産効率や品質向上に関し業務改善等の業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 品質管理の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた、ファクトコントロールの考え方を演習を通じて、生産現場で活かせる統計解析手法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.ISO9001などの規格 | (1)品質方針・品質目標とリスクに関係する要求事項 (2)製造データによる分析・評価・改善に関係する要求事項 (3)不適合発生状態でのPDCAサイクル (4)不適合・不適合品に関係する要求事項と対応手順 (5)記録項目と記録管理に関係する要求事項 |
2 | |
3.統計解析手法 | (1)統計解析手法を活用した不適合・不適合品への対応 イ.ヒストグラムを活用した製造工程の現状把握 ロ.製造データの正規性の確認 (正規性がない場合の原因分析と対応) ハ.エックスバー・アール管理図(解析用管理図)の活用 ニ.工程能力値(Cp、CpK)の計算と評価 ホ.不適合の原因分析と対策実施 ヘ.改善効果の確認で活用する統計解析手法 (改善前と改善後の比較・分析・評価) (ⅰ)パレート図、(ⅱ)ヒストグラム (ⅲ)工程能力値(Cp、CpK) ト.エックスバー・アール管理図(管理用管理図)の活用 (2)改善結果の記録書への記録と記録管理 |
5 | 4 |
4.データ分析技術 | (1)生産現場におけるデータ分析技術 イ.製造データに対する統計解析手法の活用によるデータ分析 ロ.データ分析技術を活用した製造工程の客観的判断と対応 ハ.標準化・歯止めを活用した製造ロス低減 ニ.継続的改善 |
1 | |
5.総合実習 | (1)実習課題 実習例:製造業の機械加工工程における模擬検査データに各種統計 解析手法を適用して分析・評価をする。 (2)発表、講評および評価 |
3 | 2.5 |
6.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 7 |
使用器具等 | 模擬製造ライン、測定・計測機器、表計算ソフト、電卓、筆記用具 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2025.09 |