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カリキュラムシート

分類番号 X107-003-A

訓練分野 電気・電子系
訓練コース 電源周りのノイズ対策による伝送路保守管理技術
訓練対象者 電気通信工事業に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者
訓練目標 通信設備保全の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化、故障対応・予防に向けた伝送線路の保全実習を通して、ノイズの発生メカニズムから誤動作要因の究明・具体的な対策手法といった実践技術を習得する。
教科の細目 内容 訓練時間(H) うち実習・
まとめ(H)
1.コースの概要及び留意事項 (1)訓練コースの概要説明
(2)受講者が有する専門的能力の確認
(3)安全上の留意事項
0.5
2.電磁環境問題とノイズの発生原因 (1)EMCとEMI
(2)高周波と高調波
(3)ノーマルモード、コモンモード
(4)ノイズ種類(ラインノイズ、ふく射ノイズ)
1.5
3.ノイズを発生する機器の特徴 (1)ノイズを発生する機器の事例
(2)発生ノイズの違いによる電源品質
(3)機器毎の電圧波形特徴
2 1
4.電源ノイズと伝送線路保守 (1)グランドループによるノイズ障害
  イ.グランドとアース(保安用接地)の違い
(2)伝送路保守のポイント
  イ.クロストークとラインインピーダンスの関係
(3)ノイズ対策
  イ.配線経路による対策
  ロ.ノイズ対策部品の特徴と効果的な使用法
(4)ラインノイズの測定・評価
3.5 2
5.ノイズ対策総合実習 (1)クレーム・トラブル対応事例の紹介
(2)事例に基づいた課題提示
(3)トラブル対策のための保全実習
  イ.ノイズ対策前の状況確認
  ロ.伝送線路の経路変更、対策部品の選定・取付け
  ハ.効果測定・評価
4 4
6.まとめ (1)質疑・応答
(2)実習の講評及び確認・評価
0.5 0.5
  訓練時間合計 12 7.5
使用器具等 オシロスコープ、スペクトラムアナライザ、アンテナ、ノイズ対策部品、パソコン
養成する能力 現場力の強化及び技能の継承ができる能力
改訂日 2020.09

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