カリキュラムシート
分類番号 X102-023-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | 機械、設備の振動計測・解析・データ管理に関するIoT活用技術 |
訓練対象者 | 生産システム保全の振動計測と解析に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 機械・精密測定/機械検査の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた騒音・振動計測実習、およびIoTを活用した計測データの評価・解析実習を通して、騒音・振動の防止対策を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.振動計測概要 | (1)振動に関する理論 イ.振動とは(振動の表現、振動の種類) ロ.1自由度系、加速度・速度・変位 (2)振動の測定方法 イ.振動計による振動測定、ピックアップ ロ.判定の基準、振動感覚の評価 (3)振動測定の応用 イ.精密診断 ロ.解析(トラッキング解析、モード解析) ハ.損失係数測定 |
2 | |
3.振動測定実習 | (1)FFTアナライザを用いた振動データの解析、評価 (2)測定、解析結果の評価の実際 (3)振動を防止する技術、対策 |
4 | 4 |
4.データ管理 | (1)生産現場におけるIoT活用とデータ管理 (2)データ管理の特徴 (3)IoT活用によるデータ蓄積 イ.通信手順 ロ.データ受信と蓄積 ハ.蓄積データの集計とグラフ描画 |
1 | 1 |
5.総合実習 | (1)仕様の検討 (2)システム構築上の留意事項及び安全作業について (4)実機システム実習 イ.入出力機器の確認(I/O割付・配線) ロ.試運転・デバック ハ.データの測定・蓄積 二.データによる解析・改善 |
4 | 4 |
6.まとめ | (1)講評・評価および質疑応答 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 9.5 |
使用器具等 | 振動計、振動発生実習装置、データ収集装置 など |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2024.09 |