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カリキュラムシート

分類番号 X101-005-A

訓練分野 機械系
訓練コース 機械周りのノイズ対策
訓練対象者 生産設備の設計・開発、保守・保全業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者
訓練目標 機械保全の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化、故障対応・予防に向けたノイズ対策実習を通して、配線や筐体を含めた機械設備周りのノイズ対策を理解し、設備の誤動作等を防ぐ技術を習得する。
教科の細目 内容 訓練時間(H) うち実習・
まとめ(H)
1.コース概要及び留意事項 (1)訓練の目的
(2)専門的能力の現状確認及び問題点の整理
(3)安全上の留意事項
0.5
2.電磁波 (1)電磁環境問題(EMC問題について)
(2)電磁波の発生
(3)高周波と高調波の違い(対策の違い)
1
3.ノイズの種類と伝播 (1)ノイズの発生源
(2)ノイズの種類について
  イ.ラインノイズ(ノーマルモード・コモンモードノイズ)
  ロ.ふく射ノイズ
  ハ.モード変換
(3)グランドとアースの違い
(4)グランドループによるノイズ障害
1
4.ノイズ測定実習 (1)周波数とレベルの測定について
(2)ノーマルモードとコモンモードノイズの違い
(3)デジタルオシロ、FFTによる観測実習
(4)スペクトラムアナライザ・パワーラインアナライザの特徴及び確認実習
2 1
5.ノイズに対する配線技術 (1)配線材の種類と特徴
(2)フィルタの種類と特徴
(3)ダクト内配線法
(4)筐体構造による違い
2
6.対策部品の特徴と特性 (1)各種対策部品の特徴と特性
(2)対策部品の特性確認実習
3.5 3
7.ノイズ源の特定実習 (1)ノイズ源の特定手順
(2)ノイズ発生装置を使ったノイズ源の特定
(3)対策部品への交換および効果確認実習
1 1
8.まとめ (1)訓練内容のまとめ及び質疑応答
(2)全体的な講評および確認・評価
1 1
  訓練時間合計 12 6
使用器具等 ノイズ発生装置、スペクトラムアナライザ、デジタルオシロ(FFT)、各種対策部品
養成する能力 現場力の強化及び技能の継承ができる能力
改訂日 2023.08

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