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カリキュラムモデル

分類番号 M999-023-3

訓練分野 機械系(M)
訓練コース CAE振動解析指導技術
訓練対象者 設計部門において機械振動に関する知識や計測の経験があり、有限要素法を用いた振動解析実務を設計員に対して自ら指導しようとする者
訓練目標 初任者に対して、有限要素法による振動解析の基礎的な考え方に関する指導を、行うための入門テキストや社内研修の際に使用する演習課題を、グループ討議・演習を通してまとめる。さらに、CAEの振動解析機能を用いた「仮想ものづくり」に対する効果的な指導法を習得し、解析グループのリーダーとなりうる人材の養成を目的とする。
教科の細目 内容 訓練時間(H)
1.課題概要 体系図に基づいた教育訓練の必要性を認識するとともに、OJTによる教育訓練やそれに対する評価と指導法の概要を習得する。(1)企業におけるCAE教育の目的と位置づけ(2)体系図の確立と訓練計画(3)指導の方法概要(4)VDTに対する安全作業法の指導(5)CAEの位置づけと歴史的経緯 6
2.振動解析技術 の基礎と設計演 習 機械振動解析に必要な基礎知識を習得する。関数電卓を用いて実施できる計算演習を行って、その結果をもとにしたテキスト及び演習教材を作成する。(1)マトリックス代数(固有振動数の計算演習)(2)1自由度系の自由振動並びに計算演習(3)1自由度系の強制振動並びに計算演習(4)2自由度系の自由振動並びに計算演習(5)指導ポイントの抽出とテキスト作成 18
3.有限要素法に よる振動解析演 習 設計事例を中心に有限要素を用いた振動解析技術の考え方を習得するとともに、社内研修用指導テキスト及び演習教材を作成する。(1)トラスの有限要素(2)はり要素と平面骨組構造(3)トラスの固有振動数解析演習(4)真直はりの動的応答解析演習(5)指導ポイントの抽出とテキスト作成 30
4.演習と評価 計算演習をもとにして課題を設定し、職場において演習できるものをグループ作業及び討議によりまとめ、テキスト及び資料となる教材を作成する。 互いに模擬指導を行い指導法のまとめを行う。(1)プレゼンテーションの手法(2)評価の項目及び基準の選定(3)グループまたは全体での模擬指導演習(4)アンケート形式による評価及びまとめ 6
  訓練時間合計 60
使用器具等 パソコン、モデル課題、教材作成用ソフト一式(ワープロ、プレゼンテーション)

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