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カリキュラムモデル

分類番号 M999-022-3

訓練分野 機械系(M)
訓練コース CAE構造解析指導技術
訓練対象者 設計部門において強度計算の経験を有し、システムの導入と有限要素法を用い た解析実務を設計員に対して自ら指導しようとする者
訓練目標 有限要素法による構造解析の基礎的な考え方に関する指導を、初任者に行うための入門テキストや社内研修の際に使用する演習課題を、グループ討議・演習を通してまとめる。さらに、CAEを用いた「仮想ものづくり」に対する効果的な指導法、教材作成法等を習得し、解析グループのリーダーとなりうる人材の養成を目的とする。
教科の細目 内容 訓練時間(H)
1.課題概要 体系図に基づいた教育訓練の必要性を認識するとともに、OJTによる教育訓練やそれに対する評価と指導法の概要を習得する。(1)企業におけるCAE教育の目的と位置づけ(2)体系図の確立と訓練計画(3)指導の方法概要(4)VDTに対する安全作業法の指導(5)CAEの位置づけと歴史的経緯 6
2.有限要素法に よる構造解析演 習1 具体的な計算例を中心に有限要素解析の基礎を習得する。計算演習をもとにしたテキストひな形及び演習教材を作成する。(1)マトリックス代数と演習問題の作成(2)トラスの有限要素(3)はり要素と平面骨組構造(4)指導ポイントの抽出とテキスト作成 21
3.有限要素法に よる構造解析演 習2 設計事例を中心に有限要素解析の応用的な考え方を習得するとともに、テキストのひな形及び演習教材を作成する。(1)応用弾性学の概要説明(2)定ひずみ三角形平面応力要素と演習問題の作成(3)定ひずみ三角形軸対称要素と演習問題の作成(4)指導ポイントの抽出とテキスト作成 27
4.演習と評価 計算演習をもとにして課題を設定し、職場において演習できるものをグループ作業及び討議によりまとめ、テキスト及び資料となる教材を作成する。 互いに模擬指導を行い指導法のまとめを行う。(1)プレゼンテーションの手法(2)評価の項目及び基準の選定(3)グループまたは全体での模擬指導演習(4)アンケート形式による評価及びまとめ 6
  訓練時間合計 60
使用器具等 パソコン、モデル課題、教材作成用ソフト一式(ワープロ、プレゼンテーション)

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