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カリキュラムモデル

分類番号 M611-033-4

訓練分野 機械系(M)
訓練コース AE(アコースティック・エミッション)法による設備診断・検査技術
訓練対象者 設備管理技術者及び、設備保全技術の開発担当者。
訓練目標 AE法に関し、性質、原理、信号処理などを理解し、シグナル/ノイズの弁別方法、材質別のAE特性、位置評定方法などの実践的技術を学ぶ。さらに、疲労亀裂進展、転がり軸受損傷、すべり軸受損傷、刃具の損耗診断、金型の摩耗検出、腐食進展検出など応用技術と、生産設備等の健全性を評価できる能力を習得する。
教科の細目 内容 訓練時間(H)
1.AE技術 (1)AEの特性
イ.AEとは
ロ.AE波の性質
ハ.AE法の応用範囲
(1)AE波の測定・処理方法
イ.AE波の測定方法
ロ.AE波の信号処理
ハ.S/Nの弁別方法
ニ.位置評定と音速の測定方法
(2)材質ごとのAE波特性と計測
イ.鉄鋼材料(SS400、S55C、SUJ2、FCD500)
ロ.非金属材料(プラスチックス、コンクリート)
(1)設備診断への応用
イ.すべり軸受診断
ロ.転がり軸受診断
ハ.歯車診断
ニ.蒸気タービンのエロージョン監視
ホ.熱風炉の欠陥検出
ヘ.変圧器の部分放電検出
(2)生産工程への応用
イ.研削焼けの検出
ロ.ビデオヘッド用軸受の検査
ハ.金型の損耗と摩耗の評価
ニ.FRP製品の製造過程における欠陥評価
ホ.流体の漏洩評価
ヘ.容器への適用
ト. タンクへの適用
(1)シャープペンシルテスト
(2)AE波の伝播速度の計測
(3)欠陥の位置評定
(4)引張試験におけるAE波の観測
(5)試験結果のまとめ
(1)質疑応答とまとめ
1
  訓練時間合計 1
使用器具等 AEセンサ(R15)、 2Ch・AE計測システム(DiSP2)、 プリアンプ(1220A)、  引張試験片(SS400、S45C、SCM435、SCM420浸炭焼入れ)、引張試験機

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