カリキュラムモデル
分類番号 M601-009-2
訓練分野 | 機械系(M) |
---|---|
訓練コース | 機械保全応用(回転機械簡易診断) |
訓練対象者 | 機械及び設備・製造・保全管理に従事している者 |
訓練目標 | 機械振動、信号処理、異常判定法について学習し、回転機械シミュレーションを用いた異常実習を通して各種診断用計測機器の取扱い法及び管理法、簡易診断、傾向管理、余寿命予測についての知識、技能を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
---|---|---|
1.設備診断 | (1)設備診断及び保全のタイプ (2)設備診断の実際 (3)振動法による設備診断と診断システム |
1.5 |
2.簡易診断の現状 | (1)運用の前提 (2)設備管理の事例 |
2 |
3.機械振動の理論 | (1)振動の定義 (2)周波数特性 (3)平均値・実効値・最大値及び選択パラメータ |
2 |
4.回転機械診断の原理 | (1)異常別振動波形及び異常別振動発生周波数 (2)代表的低周波振動 (3)軸受けの振動及び歯車の振動 (4)クレストファクタの利用 (5)振動ピックアップの種類と原理 |
2 |
5.振動の測定 | (1)測定位置と方向 (2)ピックアップの取付け法 (3)振動測定システムの取扱いと測定の安定化 |
2 |
6.劣化判定基準と基準値 | (1)絶対値判定基準 (2)相互判定基準 (3)相対値判定基準 |
1 |
7.傾向管理 | (1)簡易診断と傾向管理 (2)傾向管理図作成の基本 |
1 |
8.振動測定実習 | (1)アンバランスの測定 (2)ミスアライメントの測定 (3)ガタの測定 (4)データの管理及び傾向管理グラフの作成 (5)判定及び余寿命予測 |
4 |
9.フィールドバランス | (1)バランシング作業及びフィールドバランシング法 (2)フィールドバランシングの原理・概要 (3)三点法によるアンバランスの修正実習 |
2 |
10.統括討議及び評価 | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
0.5 |
訓練時間合計 | 18 |
使用器具等 | 回転機械シミュレータ、振動検出器、信号処理装置一式、FFTアナライザ、データ管理システム一式、データ処理システム一式、回転速度計、調整作業用工具一式、その他 |
---|