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カリキュラムモデル

分類番号 M402-022-2

訓練分野 機械系(M)
訓練コース CAE理論と利用法
訓練対象者 CAEシステムを使用した機械設計業務に従事し、中核的な役割を担う者、またはその候補者
訓練目標 CAEの利用による解析前に必要不可欠な知識を習得しつつ解析の全般的な背景技術を理解する。その一つである強度・剛性解析(FEM)の実習を通して、解析の手順及び評価技術を習得することにより、専門化したCAEによる機械設計に関する職務を遂行できる。
教科の細目 内容 訓練時間(H)
1.概要 (1)CAEとシミュレーション
(2)解析の流れ
2
2.材料力学 (1)荷重・変位・歪み・応力
(2)応力と歪みの関係
(3)組合せ応力・主応力・相当応力・許容応力と安全率
(4)応力集中・疲労と熱歪・熱変形・熱応力
(5)棒・梁・柱・軸・骨組み・板・殻
1.5
3.解析シミュレーション (1)数値解析概要(FEM、FDM、BEM)
(2)応力歪解析(応力、変形、歪)・振動解析(固有値、応答値)
(3)熱伝導応力解析
(4)座屈解析・非線形構造解析(大変形、有限歪、弾塑性、クリープ等)
(5)機構解析と熱流動解析・樹脂流動解析と電磁場解析
2
4.FEMの実務適用 (1)FEMへの取組み及び必要性と問題点
(2)FEMの結果の判断基準と評価技術
(3)座標系・要素の特性・要素の種類と分割法・荷重のモデル化
(4)拘束条件のモデル化と自由度
(5)対称条件・強制変位・解析結果の信頼性
2
5.プリ・ポスト処理 (1)解析手順の概要
(2)解析の準備(問題把握、プログラム選択、要素選択)
(3)モデル化(構造、拘束、荷重、材料)・入力/出力とその検討
(4)要素分割
1
6.FEM解析事例と拡張 (1)応力、変形、熱、振動、熱流動
(2)アダプティブ法・感度解析・最適設計
(3)CADとの統合化によるメリット
3
7.総括討議及び評価 (1)質疑応答
(2)訓練コース内容のまとめ
(3)講評・評価
0.5
10.統括討議及び評価 (1)質疑応答
(2)訓練コース内容のまとめ
(3)講評・評価
0.5
  訓練時間合計 12.5
使用器具等 パソコン、三次元CAEソフト

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