カリキュラムモデル
分類番号 M317-002-3
訓練分野 | 機械系(M) |
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訓練コース | 先端的温度計測技術 |
訓練対象者 | 温度計測業務及び熱管理に従事している指導的技術者 |
訓練目標 | 各種温度計(熱電対、抵抗温度計、赤外線放射温度計、感温液晶等)による温度測定の原理と特徴、測定誤差についての知識を理解し各種温度計の計測実習を通して総合的な温度計測技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.温度測定の一般的知識 | (1)温度の定義とその背景 (2)温度の単位 (3)温度標準 (4)温度測定の主な方法 |
1 |
2.熱電対による温度測定 | (1)熱電回路の考え方 (2)熱電対の種類と特徴 (3)測定回路、補償導線 (4)熱電対による測定誤差の検討 |
1 |
3.抵抗温度測定 | (1)測温抵抗体 (2)サーミスタ測温体 (3)抵抗測定回路とその誤差の検討 |
1 |
4.接触式温度測定 | (1)熱電対と抵抗温度測定の比較 (2)保護管とウエル (3)設置方法 (4)接触式温度計と測定誤差の解析 |
2 |
5.放射温度計による測定 | (1)赤外線放射温度計の原理と特徴 (2)赤外線による温度測定の問題点とその対策 (3)赤外線による特殊温度測定技術 |
2 |
6.液晶による温度測定 | (1)感温液晶による温度場の可視化 (2)感温液晶による温度測定技術と画像処理 (3)温度測定に関する注意事項 |
1 |
7.その他 | (1)示温材の使い方(感温塗料、感温シール等) (2)温度計の選定と測定上の注意事項 (3)温度計の校正とトレーサビリティ (4)温度調節器とPID制御 (5)保全と故障対策 |
2 |
8.実習・実習 | (1)熱電対の製作と温度校正実習、応答性実習 (2)赤外線放射温度計による温度測定及び放射率の測定実習 (3)感温液晶による温度分布の可視化と温度画像処理実習 (4)各種表面温度の計測実験とその誤差の比較 |
7.5 |
9.統括討議及び評価 | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
0.5 |
訓練時間合計 | 18 |
使用器具等 | 恒温水槽、ハイブリッドレコーダ、赤外線放射温度計(サーモットレーサ)、感温液晶、ビデオカメラ、VTR、カラービデオプリンタ |
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