カリキュラムモデル
分類番号 M116-422-3
訓練分野 | 機械系(M) |
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訓練コース | 国際安全規格に基づく安全設計 |
訓練対象者 | 生産技術・生産管理に携わりリーダーとしての役割を担う者、又はその候補者 |
訓練目標 | 近年、機械システムを製作するに当たり安全を考慮した設計が重要視されている。本コースでは、国際安全規格(ISO12100・ISO14121・IEC60204)や労働安全マネジメントシステム、厚生労働省指針のガイドラインについての解説や、OHSASに関する最近の動向や話題の紹介、リスクアセスメント評価の事例演習を通して、国際化時代の安全設計技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.安全性に関す向 | (1)ISOとは (2)IECとは (3)一般規格全体について(EC規格、UL規格、JIS規格) (4)主な安全規格とその概要 (5)規格の入手方法 |
1 |
2.安全規格の解説 | (1)一般設計原則規格(ISO12100) イ.適用範囲 ロ.規格解説 ハ.機械類における安全確保に関して設計上の技術原則について ニ.安全性の明示と残存リスクについて (2)リスクアセスメント規格(ISO14121) イ.適用範囲 ロ.規格解説 ハ.機械の限界の定義とハザードについて ニ.ハザード分析及びリスク推定方法 (3)工作機械のフェールセーフ化に関するガイドライン イ.指針の制度趣旨 ロ.ガイドラインに沿った対策とは ハ.留意事項について (4)機械類の電気的安全性(IEC60204) イ.適用範囲 ロ.規格解説 ハ.カテゴリー、エンクロージャー など |
5 |
3.労働安全マネジメントシステムに対する対応 | (1)指針の背景および制度趣旨 (2)指針の内容紹介 (3)ISOとの関連について |
3 |
4.リスクアセスメントの抽出 | (1)リスクアセスメントの進め方(手順) (2)リスクの評価 (3)活動事例 (4)安全対策の費用対効果について |
3 |
5.工作機械等のフェールセーフ | (1)安全確認型システムの構築 イ.セーフティコンポーネント ロ.安全回路例 |
5.5 |
6.統括討議及び評価 | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
0.5 |
訓練時間合計 | 18 |
使用器具等 | ハードウェア:セーフティコンポーネント |
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