カリキュラムモデル
分類番号 M116-420-3
訓練分野 | 機械系(M) |
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訓練コース | 設計と加工技術(機械加工における製品設計の考え方) |
訓練対象者 | 生産技術設計に従事し、リーダーとして中核的な役割を担う者、又はその候補者 |
訓練目標 | 設計者が加工を加味した設計を行う上で、生産(加工性・組立性)における問題点を知り、設計上に加工や組立を考慮し、コスト低減や設計変更の低減に結びつける製品設計、部品設計、ジグ設計を行う技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.設計と加工 | (1)設計行動のプロセス (2)設計の際考慮すべき事項(コスト、ISO規格、PL法) (3)設計に必要な知識(機械加工のための設計指針) (4)工作機械による加工方法 (5)工作機械の種類と用途 (6)工作機械とその周辺 (7)加工と精度、加工公差、表面粗さ(コスト・ジグ設計) (8)組立精度 |
5.5 |
2.加工プロセス | (1)CAD/CAMのフロー (2)工程設計(工程の標準化) (3)作業設計(加工精度及びコストの考慮) (4)加工・組立時間の検証 (5)ジグ設計と加工段取り (6)加工時間、加工コストの見積もり (7)CAMに必要な情報(加工条件、NC、データ変換、通信) |
5.5 |
3.加工からみた設計の評価 | (1)加工性を考慮した設計指針 (2)加工性と設計の標準化 (3)加工性を考慮した製品設計実習 イ.課題仕様の検討 ロ.チームによる製品設計実習(VA/VE) ハ.生産設計の検討 ニ.プレゼンによる設計・加工の評価 |
4.5 |
4.CAM実習 | (1)加工工程の設定 (2)加工条件、加工法設定 イ.加工方法、工具情報登録、NCポストプロセッサ登録 (3)NCデータ作成と加工シミュレーション |
4.5 |
5.加工実習 | (1)マシニングセンタ(MC)による加工 イ.5軸加工(課題)、ヘリカル加工、高速加工等 (2)設計・製品の評価 (3)多軸DNC加工 イ.通信技術 ロ.DNC運転管理 |
3 |
6.統括討議及び評価 | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
1 |
訓練時間合計 | 24 |
使用器具等 | マシニングセンタ、3次元CAD/CAMシステム、DNCシステム |
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