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カリキュラムモデル

分類番号 M116-411-4

訓練分野 機械系(M)
訓練コース トランジューサ(荷重計)設計製作
訓練対象者 ストレンゲージの応用技術に関連する仕事に従事し、リーダーとして中核的な役割を担う者、又はその候補者
訓練目標 応力測定手段や各種物理量を測定制御する為の変換器やセンサの受感素子として用いられているストレンゲージを用いてロードセルの設計、製作を行ない、その開発製造工程技術を習得する。
教科の細目 内容 訓練時間(H)
1.設計 (1)形状設計とゲージの測定等について
イ.荷重と各種材料(SMCM439、SUS630、A2024P)
について
ロ.形状と材質等の決定について作図(ポール状、リング状、ダイアフ
ム状、ブーム状)
ハ.各種ゲージ(市販)構造、機能、各種接着技術等について
ニ.ゲージ(市販)選定とブリッジ回路等について
(2)起歪体製作加工
イ.フライス、旋盤等工作機械を用いて製作加工ポール状、リング状、ダ
イアフラム状、ブーム状等から選定
ロ.表面仕上
ハ.加工材料の残留応力除去(熱処理)
ニ.ゲージ取付け位置のけがき、バリとり
(3)起歪体にゲージ焼付け
イ.電気炉加圧焼き付け等について(アセトン清掃後シリコン耐熱・圧シ
ートで保護加圧)
ロ.端子、リードワイヤー等の回路ハンダ付け
ハ.外観検査、絶縁チェック、動作等の検査
ニ.抵抗チェックと補正(Ni線、アドバンス線を用いて)
ホ.零点補償と加圧(荷重)試験
ヘ.一次コーティング
(4)各種補償試験
イ.最終温度、絶縁試験等
ロ.最終入出力、抵抗チェック、加圧性能試験等
ハ.二次コーティングと組立て
ニ.外観最終検査
(5)製造工程、品質管理、耐久性等
イ.製造工程のブロック図とFAについて
ロ.QC活動について
ハ.経時変化について
ニ.PL法について
7
2.起歪体製作 (1)加工・製作実習 15
3.ゲージ焼付け (1)ゲージ焼き付け実習 4
4.各種補償 (1)各種補償試験 2
5.考察 (1)設計のまとめ
(2)製作のまとめ
(3)製造工程等のまとめ
1
6.統括討議及び評価 (1)質疑応答
(2)訓練コース内容のまとめ
(3)講評・評価
1
  訓練時間合計 30
使用器具等 フライス、旋盤等工作機械、データロガー、プレス、電気炉、加圧器、保温器、顕微鏡、ゲージ工具キット、JIS規格技術ハンドブック、各種機器操作マニュアル、アセトン、自作資料等

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