カリキュラムモデル
分類番号 M115-414-3
訓練分野 | 機械系(M) |
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訓練コース | 工具寿命計測管理技術 |
訓練対象者 | 切削加工に従事し、中核的な役割を担う者、又はその候補者 |
訓練目標 | IT利用の管理システムを構築する実習をとおして、現場の状況・改善点を把握し、工具寿命を管理するための手法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.切削加工概論(工具寿命管理) | (1)状態把握の重要性 イ.加工現場の現状 ロ.状態把握の要素 (時間、力、切り屑の状態、音、振動、熱、加工面、幾何形状) ハ.改善方法の事例 (2)加工条件 イ.加工条件(切削速度、送り、切り込み)とは ロ.加工条件の状態への影響 (3)寿命と工具損傷(主として旋削) イ.寿命の考え方 ロ.損傷形態 ハ.寿命方程式 (4)NCプログラム概要 イ.アドレスの意味 (5)切削加工実習 イ.工具寿命の実験(切削速度、寿命時間) ロ.データ処理の具体例(工具形状、工具材料、摩耗状態等) |
8.5 |
2.センサー技術(実加工時間の取得) | (1)センサーの種類 イ.電流・回転センサー ロ.標準信号(1〜5Vと4〜20mA) ハ.電流−電圧変換器 ニ.電圧−電圧変換器 ホ.信号処理 (2)A/D変換と工業単位 イ.A/D変換の種類と分解能 ロ.信号の絶縁法 (3)NC装置のインターフェース イ.通信方法(RS−232C、GP−IB) ロ.通信プロトコル ハ.NCカスタムマクロ |
7 |
3.データ処理(実加工時間と切削速度の関係) | (1)入力 イ.A/D変換の取組 (2)演算 イ.電圧−工業単位変換 ロ.画面処理 ハ.時間処理 ニ.数値演算 (3)出力 イ.画面表示 ロ.グラフ処理 ハ.印刷 (4)データ管理 イ.データベース化 |
12 |
4.確認・評価 | (1)評価・討議 イ.データの選定 ロ.ハードウェア ハ.ソフトウェア ニ.今後の課題 |
1.5 |
5.統括討議及び評価 | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
1 |
訓練時間合計 | 30 |
使用器具等 | 旋盤、NC旋盤、各種工具、各種測定器、パソコン、CT(カレントトランス)、A/Dコンバータ、A/Vコンバータ、V/Vコンバータ、RS−232C、連続系シミュレータ、表計算ソフト |
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