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カリキュラムモデル

分類番号 M115-402-3

訓練分野 機械系(M)
訓練コース エンドミル再研削実践技術
訓練対象者 切削加工に従事し、中核的な役割を担う者、又はその候補者
訓練目標 切削工具のスローアウェイ化が進む中、エンドミル加工に関しては種々の問題によりハイス工具が主流であるが、ここでは、エンドミルの再研削を主体に、各種試験・切削加工特性等の把握を通して、加工能率のアップ化、工具寿命等の延長化を図る知識・技能を習得する。
教科の細目 内容 訓練時間(H)
1.各種硬さ試験方法 (1)ブリネル硬さ試験方法
イ.被削材の測定
(2)ロックウェル硬さ試験方法(HRA、HRC)
イ.炭素工具鋼、高速度工具鋼、超硬合金、サーメット等の測定
(3)ビッカーズ硬さ試験方法
イ.炭素工具鋼、高速度工具鋼、超硬合金、サーメット・セラミックス
の測定
(4)マイクロビッカーズ硬さ試験方法
イ.炭素工具鋼、高速度工具鋼、超硬合金、サーメット・セラミックス
の測定、各種工具材種のコーティング層の測定、SUS304等の加工硬化層の
測定
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2.各種工具材種の特徴 (1)高速度工具鋼
(2)超硬合金
(3)サーメット
(4)被覆超硬合金
(5)超微粒子超硬合金
(6)CBN工具
(7)PCD多結晶ダイヤモンド
(8)単結晶ダイヤモンド
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3.エンドミル研削及び加工特性 (1)エンドミル外周研削の各種方式
イ.コーンケイプ研削方式、フラット研削方式、エキセントリック研削

(2)切削動力計を用いての切削実験
イ.3方式による再研削工具の切削抵抗測定
(3)表面あらさ計による切削面の粗さ測定
イ.3方式による再研削工具の切削表面粗さ測定
(4)工具顕微鏡及び万能投影機を使用しての角度測定
イ.3方式による研削での外周及び底面の逃げ角測定
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4.CNC工具研削盤によるエンドミルの研削 (1)CNC工具研削盤の使用法
(2)プログラミング
(3)カスタムマクロプログラミングによる外周エキセントリック研削
(4)カスタムマクロプログラミングによるすくい面研削
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5.統括討議及び評価 (1)質疑応答
(2)訓練コース内容のまとめ
(3)講評・評価
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  訓練時間合計 24
使用器具等 CNC工具研削盤、両頭グラインダ、高速切断機、万能工具研削盤、工具顕微鏡、万能投影機、切削動力計、表面あらさ測定機、ラップ盤、各種硬さ試験機、エンドミル、フライス盤

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