カリキュラムモデル
分類番号 M111-106-4
訓練分野 | 機械系(M) |
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訓練コース | 旋盤加工の高精度化手法 |
訓練対象者 | 精密加工に従事し、リーダーとしての役割を担う者 |
訓練目標 | 旋盤による各種加工データの取得・考察を通じて、旋盤加工品を高精度化する理論及び手法を科学的に学び、熟練技能者のための知識・技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.機械部品加工の評価と対策 | (1)自己技能の評価 イ.課題の提示 ロ.加工プランの設定及び評価 ハ.ねじに関する知識 (2)加工に対する対策 イ.切削加工条件の選定 ロ.切削抵抗の測定 ハ.所要動力の求め方 |
6 |
2.表面粗さの評価と対策 | (1)JISによる定義と表示法 (2)表面粗さ測定機を用いての評価 (3)切削加工における対策と評価 イ.表面粗さと切削加工条件 (4)課題製作 (5)工具に対する影響 イ.工具寿命の判定と寿命方程式 ロ.工具損傷とその対策 |
12 |
3.真円度の評価と対策 | (1)真円度測定機を用いての評価 (2)課題製作 (3)加工における対策 イ.切りくず処理におよぼす影響 ロ.切削速度と送り、切込みの影響 ハ.コーナR、切れ刃角、すくい角の影響 |
6 |
4.ねじ精度の評価と対策 | (1)ねじ精度の定義 (2)課題製作 (3)工具顕微鏡による評価 (4)加工における対策 イ.工具形状による影響 ロ.工作機械の精度による影響 ハ.工具取付による影響 |
5 |
5.統括討議及び評価 | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
1 |
訓練時間合計 | 30 |
使用器具等 | 普通旋盤、各種切削工具、各種測定器、表面粗さ測定機、真円度測定機、工具顕微鏡、切削工具動力計 |
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