カリキュラムモデル
分類番号 M105-401-3
訓練分野 | 機械系(M) |
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訓練コース | 切削工具管理技術 |
訓練対象者 | 機械加工に従事し、リーダーとして中核的な役割を担う者、又はその候補者 |
訓練目標 | エンドミル・ドリル加工における、工具寿命とトータルコストの関係、及び工具形状、各種切削条件と工具寿命や加工精度の関係について理解し、適正な工具管理技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.エンドミルによる加工技術 | (1)コストダウンについての考え方 (2)工具管理について イ.切削条件の標準化 ロ.寿命判断基準の標準化 ハ.再研削の標準化 (3)精度と寿命 イ.刃数、ねじれ角の選び方と溝による加工精度と寿命 ロ.切削抵抗による加工精度と切り込み深さの影響 ハ.コレットチャックの寿命と見分け方 (4)切削抵抗と動力の推定計算 |
5 |
2.ドリルによる加工技術 | (1)ドリルの形状と切削性能 イ.ドリルの溝長さ、切削条件による寿命 ロ.先端角、逃げ角、チゼル偏心の影響 (2)深穴加工、難削材加工における穴あけの要点 (3)切削油剤の分類、性状、特徴 |
4 |
3.実習 | (1)切削抵抗測定、歪測定 (2)加工面精度の確認、微小切込みと切れ刃の逃げ |
8 |
4.確認・評価 | (1)全体的な講評および確認・評価 | 1 |
訓練時間合計 | 18 |
使用器具等 | 旋盤、フライス盤、ドリル、エンドミル、ダイヤルゲージ、マシンバイス、コレットチャックバイト、タップ、コイルバネ |
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