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カリキュラムモデル

分類番号 I706-109-4

訓練分野 情報・通信系(I)
訓練コース SELinuxによるセキュアサーバ構築技術
訓練対象者 情報システムサーバの構築・運用・管理に従事し、リーダーとしての役割を担う者。
訓練目標 米国安全保障局がオープンソースとして配布しているSELinuxを用いたサーバ構築技術を、セキュアOSの概念と仕組みの知識的理解と構築実習を通じ、セキュアサーバ構築技術を習得する。
教科の細目 内容 訓練時間(H)
1.セキュアOS概要 (1)セキュアOSとは
イ.侵入攻撃の脅威
ロ.アプリケーションレベルの侵入攻撃対策
ハ.セキュアOSでの侵入攻撃対策
ニ.強制アクセス制御と任意アクセス制御
(2)セキュアOSのメリット
(3)LinuxとセキュアOS
イ.Linux Security Module
ロ.Linux上のセキュアOS
1
2.SELinuxの機能 (1)SELinux概要
イ.プロセス毎のアクセス制御機能
ロ.オブジェクトクラスとアクセス・ベクター
ハ.ユーザ毎のアクセス制御
ニ.セキュリティコンテキスト
ホ.ドメイン遷移
ヘ.Permissiveモードとenforcingモード
0.5
3.インストールと動作確認 (1)インストール
イ.インストール前提条件
ロ.SELinuxの入手
(2)動作確認
イ.管理ロールでのログイン
ロ.TEの確認
ハ.モードの確認と切替
1.5
4.サーバ環境設定とその活用 (1)デフォルト設定ファイルと編集方法
(2)audit2allowコマンドの使い方
(3)マクロによる設定手法
(4)ドメイン、タイプに対する属性とその活用
(5)ファイルタイプ遷移とその活用
(6)ドメイン遷移とその活用
3
5.システム構築時の留意点 (1)SELinuxでできること、できないこと
(2)SELinuxの留意点
(3)設定方針
0.5
6.SELinuxによるWebサーバ構築 (1)Apacheの設定
(2)影響範囲の最小化手法
(3)SSHの導入方法
(4)scp/sftpによるファイルアップロードの仕方
(5)NetFilterによるパケットフィルタリングの仕方
2.5
7.運用・管理 (1)タイプの上書き
(2)SELinux拡張コマンド
(3)プログラムアップデート時の留意点
(4)ユーザ管理方法
(5)カーネルのアップデート手順
1.5
8.新ロールの定義
(1)RBACの設定書式
(2)設定の反映・テスト
1
9.動向 (1)セキュアOSの動向
(2)SELinux世界と日本の動向
0.5
  訓練時間合計 12
使用器具等 パソコン、ネットワーク一式、Linux、SELinux

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