カリキュラムモデル
分類番号 I705-005-3
訓練分野 | 情報・通信系(I) |
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訓練コース | 状態遷移表による制御・通信ソフト開発 |
訓練対象者 | コンピュータによる制御ソフト・通信ソフトの開発に携わる者で、リーダーとしての役割を担う者。 |
訓練目標 | 状態遷移表を用いた順序機械の動作記述方法を習得し、かつ、作成した状態遷移表に基づき、順序機械や通信機器をコンピュータ制御するためのソフトウェア開発技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.順序機械の論理記述方法 | (1)文章表現による順序機械の動作記述 (2)ラダー図による動作記述 (3)状態遷移図による動作記述 (4)状態遷移表による順序機械の動作記述 イ.ラダー図及び状態遷移図から状態遷移表への変換方法 |
3 |
2.コンピュータと外部入出力機器との論理的インタフェース設計 | (1)外部機器とコンピュータとの論理的なインターフェース要件の記述 (2)ラダー図による外部機器とコンピュータとの入力、出力関係の記述 (3)正規表現による繰り返し型入出力関係の記述 (4)状態遷移図による入出力関係の記述 (5)状態遷移表を用いた入出力関係の記述 |
3 |
3.コンピュータ内部での処理内容記述 | (1)コンピュータ内部での処理内容と処理ステップ数の検討 イ.イベント変数、状態変数、処理項目の検討 (2)状態遷移表を用いたコンピュータ内部での処理内容の検討と記述 |
3 |
4.制御プログラム開発 | (1)事象駆動型制御プログラムの開発 イ.関数へのポインタを用いた事象駆動型プログラム ロ.状態遷移表に基づいた事象駆動型制御プログラム開発 |
3 |
5.順序機械の開発事例 | (1)ディジタル多入出力ボードを用いたシーケンス制御機器開発事例 イ.仕様設計 ロ.状態遷移表の作成 ハ.ソフトウェア開発 |
3 |
6.通信機器の開発事例 | (1)RS−232C通信端末による通信プログラム開発 イ.通信プロトコルの仕様設計 ロ.ラダー図作成 ハ.状態遷移表の作成 二.ソフトウェア開発 |
3 |
訓練時間合計 | 18 |
使用器具等 | パソコン一式、外部入出力インタフェース、プログラム言語 |
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