カリキュラムモデル
分類番号 I701-103-4
訓練分野 | 情報・通信系(I) |
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訓練コース | マルチメディア通信技術(MPEG技術) |
訓練対象者 | MPEG技術に関する業務に携わり、リーダーとしての役割を担う者 |
訓練目標 | マルチメディアの旗手であるMPEG技術の理解とその活用法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.マルチメディア | (1)マルチメディアとは イ.マルチメディアの定義 (2)マルチメディアの時代背景と社会的役割 (3)マルチメディア情報通信技術の現状と動向 イ.通信系メディア ロ.パッケージ系マルチメディア ハ.ディジタル画像、音声その他の利用 |
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2.情報圧縮 | (1)各メディアの性質と情報量 (2)情報圧縮の必要性 (3)情報圧縮法の原理(画像圧縮) イ.画面内相関関係による圧縮(DCT圧縮等) ロ.画面間相関関係による圧縮(動き補償等) ハ.符号の出現率の偏りによる圧縮 (4)情報圧縮によるメディア・インフラの整備と相互利用 |
2 |
3.コンピュータプラットホーム | (1)コンピュータ・プラットホームとマルチメディアパソコンに求められる性 能と条件 |
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4.マルチメディア符号化技術 | (1)マルチメディア符号化とその種類 イ.音声符号化、ファクシミリ符号化、静止画の符号化、動画の符号化、 ハイパーメディア符号化 (2)国際標準化機関と現状 |
2 |
5.JPEG技術 | (1)JPEG技術(静止画圧縮)の概要 (2)JPEGのアルゴリズム イ.DCT符号化方式 ロ.可逆符号化方式 ハ.シーケンシャル方式とプログレッシブ方式 (3)JPEGデータ構造 イ.フォーマット形式、マーカーコード、ヘッダ情報、量子化テーブル (4)JPEG利用のアプリケーション |
2 |
6.H.261技術 | (1)H.261(動画通信、ISDN対応圧縮技術)の概要 (2)H.261のアルゴリズム (3)H.261のデータ構造 (4)H.261のビットストリーム構成 |
2 |
7.MPEG1技術 | (1)MPEG1の概要 (2)H.261とMPEG1との相違 (3)MPEG1のアルゴリズム (4)MPEG1のデータ構造 |
2 |
8.MPEG2技術 | (1)MPEG2の概要 (2)MPEG1とMPEG2の相違 (3)MPEG2のアルゴリズム (4)MPEG2のデータ構造 |
2 |
9.MPEGオーディオ技術 | (1)MPEGオーディオの概要 (2)MPEGオーディオの圧縮の原理 (3)MPEGオーディオのアルゴリズム (4)MPEGオーディオのデータ構造 |
2 |
10.G.721技術高品質電話 | (1)音声符号化技術 (2)G.721G.728G.722のプロフィール |
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11.H.221技術マルチメディア多重・分離 | (1)H.221(マルチメディア多重・分離技術)の概要 (2)H.221のデータ構造とビットストリーム構成 (3)BAS符号の構成 (4)マルチメディア通信手順 |
2 |
12.MPEGシステム | (1)MPEGシステム概要 (2)多重・分離、同期技術 (3)MPEGシステムのデータ構造とビットストリーム構成 |
2 |
13.MHEG技術ハイパーメディア技術 | (1)MHEG技術の概要 (2)MHEGが規定する表現メディア (3)MHEGのデータ構造とビットストリーム構成 |
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訓練時間合計 | 24 |
使用器具等 | パソコン一式、MPEGデコーダー、MPEGエンコーダー、動画入力装置 |
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