カリキュラムモデル
分類番号 I411-107-4
訓練分野 | 情報・通信系(I) |
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訓練コース | リファクタリング手法によるプログラム改善技術 |
訓練対象者 | ソフトウェア設計関連技術者であり、Java言語の基礎知識を有している方 |
訓練目標 | オブジェクト指向のテクニックを駆使して書き直す実習を通して、リファクタリング手法を利用したプログラムの改善技術と設計審査(デザインレビュー)の勘所を養う。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.リファクタリングとは | (1)リファクタリングの目的 (2)リファクタリング最初の例 (3)リファクタリングとデザインパターン (4)匂い(潜在的な問題に対する警告信号)とは (5)リファクタリングのサイクル (6)リファクタリングの内容と実習 |
4 |
2.クラス内の匂い(問題)に関する改善法 | (1)測定できる匂い コメント、長すぎるメソッド、巨大なクラス、多すぎるメソッドに関する手法 (2)名前 タイプが組み込まれた名前、情報を伝達しない名前、一貫性の無い名前 に関する手法 (3)不必要な複雑性 実行されないコード、疑わしき一般化に関する手法 (4)重複 マジックナンバー、重複したコード、クラスのインターフェース不一致に関する 手法 (5)条件分岐ロジック ヌルチェック、複雑なBoolean式、特殊なケース、 擬似継承(switch文)、に関する手法 (6)実習 |
10 |
3.クラス間の匂い(問題)に関する改善法 | (1)データ 基本データ型への執着、データクラス、データの群れ、 一時的属性に関する手法 (2)継承 相続拒否、不適切な関係(サブクラス形式)、怠け者クラス に関する手法 (3)責任 属性・操作の横恋慕、不適切な関係(一般形式)、 メッセージの連鎖、仲介人に関する手法 (4)馴れ合いの変更 変更の発散、変更の分散、パラレル継承、 多すぎる組み合わせ、に関する手法 (5)クラスライブラリ 未熟なクラスライブラリ、に関する手法 (6)実習 |
9.5 |
4.確認・評価 | (1)コース全体についての確認および講評 | 0.5 |
訓練時間合計 | 24 |
使用器具等 | Eclipse |
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