カリキュラムモデル
分類番号 E603-011-3
訓練分野 | 電気・電子系(E) |
---|---|
訓練コース | DSP活用技術 |
訓練対象者 | 信号処理業務に従事し、新分野展開・高付加価値を担おうとする者 |
訓練目標 | 信号処理の応用技術の基礎をシミュレーションとDSPボードを用いた実習により習得する。取り上げるアプリケーションはM系列信号の各種応用および相関技法を用いた計測、適応信号処理・適応フィルタで、これらのプログラムを作成し、実際にDSPボード上で実時間動作させ活用技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
---|---|---|
1.FIRディジタルフィルタの基礎 | (1)FIRフィルタの構成 (2)LPFとHPFの相互変換 (3)FIRフィルタによるフェーズシフタの実現 (4)逆フーリエ変換を用いたFIRフィルタの設計法 |
4 |
2.自己相関関数と相互相関関数 | (1)自己相関関数、相互相関関数の定義と性質 (2)Blackman−Turkey分析 |
2 |
3.適応信号処理・適応フィルタ | (1)適応フィルタの構成 (2)適応アルゴリズムの原理 (3)システム同定 (4)任意特性ディジタルフィルタ設計 (5)逆フィルタ設計 (6)適応ノイズキャンセラ (7)適応ノッチフィルタ |
5 |
4.M系列信号の応用 | (1)M系列信号の発生法とその性質 (2)M系列信号を用いた伝達特性測定 (3)スペクトラム拡散通話 (4)DLLの原理 |
3 |
5.スイープ信号を用いた計測 | (1)TSPの発生法とその性質 (2)TSPを用いた伝達特性測定 |
1 |
6.クロススペクトル分析 | (1)クロススペクトル分析の原理 (2)コヒーレンス関数 (3)任意信号を用いた伝達特性測定 |
2 |
7.確認・評価 | (1)実習の全体的な講評および確認・評価 | 1 |
訓練時間合計 | 18 |
使用器具等 | パソコン、DSP評価ボード、Cコンパイラ(DSPボード用)、回路シミュレーションソフト、数値解析ソフト |
---|