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カリキュラムモデル

分類番号 E317-002-3

訓練分野 電気・電子系(E)
訓練コース μITRONによる組込み制御技術
訓練対象者 組込みシステムの開発に携わり、今後職場のリーダーの役割を担う者
訓練目標 組込みシステム用OSとしてのμITRONを用いて、リアルタイムOSの動作を理解する。また、実習を通して、それらの実践的なプログラミング技法を習得することにより業務を効率的かつ効果的に推進する業務を遂行できる。
教科の細目 内容 訓練時間(H)
1.μITRONの概要 (1)概要
(2)リアルタイムOS導入のメリットとデメリット
(3)タスクの状態遷移
(4)タスクの実行順序とレディキュー
(5)アイドルタスク
(6)排他制御
(7)その他
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2.タスクコンテキストにおけるプログラミングとデバッグ (1)カーネルコンフィグレーション
(2)タスクの記述法
(3)タスク管理機能、タスク付属同期機能
イ.デバッガによるオブジェクト状態参照
ロ.タスクトレース機能を利用したタスク実行順序の確認
(4)排他制御
イ.セマフォを利用した排他制御
ロ.ミューテックス(優先度上限、優先度継承プロトコル)
ハ.優先度を揃える、ディスパッチ禁止、CPUロック
(5)イベントフラグ
イ.イベントフラグのクリアのタイミングの問題点
ロ.イベントフラグによるメッセージ機能
(6)メモリ管理機能(固定長メモリプール)
(7)メッセージ機能(データキュー、メールボックス)
イ.メールボックスとメッセージ優先度
ロ.メッセージのポインタ渡し
ハ.VP_INT型の問題点
ニ.メールボックスを利用したデバイスドライバ作成
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3.非タスクコンテキストにおけるプログラミングとデバッグ (1)タイムイベントハンドラ(周期、アラーム、オーバーランハンドラ)
イ.A/D変換への応用
ロ.ラウンドロビンスケジューリング
(2)割り込みハンドラ、割り込みサービスルーチン
イ.イベントからの割り込み処理ルーチンの起動
(3)OS管理外割り込み
イ.普通の割り込み(割り込みの高速応答)
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4.総括 (1)実習の講評と確認及び評価
(2)まとめ及び質疑応答
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  訓練時間合計 18
使用器具等 実習用ボード、コンパイラ、デバッカなど

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