カリキュラムモデル
分類番号 E316-019-3
訓練分野 | 電気・電子系(E) |
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訓練コース | サーボ制御システムの最適化 |
訓練対象者 | FAシステム制御に関する業務に従事し、今後職場のリーダーの役割を担う者 |
訓練目標 | 機械系の低剛性による共振問題、機械系の摩擦やバックラッシュによる精度のずれや安定性の問題などのほか、ディジタル制御によって生ずる問題などを解決するための技術を習得する。これによって、制御システムの改善や高付加価値化に関する職務を遂行できる。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.高度サーボ制御技術の求めるもの | (1)指令の変化に対する正確性 (2)指令の変化に対する即応性 (3)摩擦や外乱に対するロバスト性 (4)負荷変動の影響抑圧 |
1 |
2.システムのモデル化 | (1)システムのモデル化 | 3 |
3.1型サーボから2型サーボへ | (1)サーボ制御系への イ.フィードフォワード制御の付加 |
2 |
4.二自由度制御 | (1)目標値応答と外乱抑圧を同時に満たす イ.二自由度制御 |
3 |
5.オブザーバ理論を用いた制御技術の実用化 | (1)速度オブザーバ (2)外乱オブザーバ (3)モデル規範サーボ (4)システム同定 |
3 |
6.制振制御の理論と実際 | (1)制振制御の理論と実際 | 3 |
7.その他 | (1)その他のハイテク制御技術(最適サーボ他) | 2 |
8.確認・評価 | (1)実習の全体的な講評および確認・評価 | 1 |
訓練時間合計 | 18 |
使用器具等 | サーボ制御シミュレーション装置、DCモータ、負荷実験装置、DSPボード、 MATLAB |
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