カリキュラムモデル
分類番号 E306-016-3
訓練分野 | 電気・電子系(E) |
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訓練コース | サーボ制御系への現代制御適用技術(状態空間法適用技術) |
訓練対象者 | 制御技術を活用する分野の業務に従事し、製品の新分野展開・高付加価値化を図る役割を担う者 |
訓練目標 | サーボ制御システムに、現代制御理論の1つである状態空間法を適用するための技能・技術及び関連する知識を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.古典制御 | (1)1型2次系サーボを対象とした考察と実験 (2)伝達関数法から状態空間法へ (3)図解と実習による制御系の数理構造 |
1 |
2.状態方程式 | (1)状態方程式とは (2)状態方程式の解法 (3)状態方程式の形と変換 |
2 |
3.状態方程式の安定性 | (1)安定性とは (2)状態空間法での安定性シミュレーション |
2 |
4.状態フィードバックによる安定性の改善 | (1)状態フィードバックとは (2)1型2次系サーボへの状態フィードバック (3)状態フィードバックを用いたモータ制御実習 |
3 |
5.1型サーボ系の状態フィードバックによる特性の改善 | (1)1型3次系サーボの状態方程式 (2)位置制御系に対する状態フィードバック (3)拡大系について (4)拡大系による状態フィードバックを用いたモータ制御実習 |
3 |
6.PID補償と状態フィードバックの相関性 | (1)I−PD補償と状態フィードバックの相関性 (2)I−PD補償のブロック変換 (3)I−PD補償と状態フィードバック補償の相関性テスト |
2 |
7.状態方程式の図式変換 | (1)1型2次系ループの直列結合変換 (2)1型2次系ループの並列結合変換 (3)1型サーボ系の状態方程式の導出と固有値の導出による考 察 |
2 |
8.サーボの現状とこれから | (1)最適サーボシステムのシミュレーション実習 (2)新しいサーボ制御技術の現状と動向 |
2 |
9.確認・評価 | (1)実習の全体的な講評および確認・評価 | 1 |
訓練時間合計 | 18 |
使用器具等 | 自動制御シミュレータ、実験負荷装置、数値計算言語ソフトウェア、パソコン |
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