カリキュラムモデル
分類番号 E216-002-3
訓練分野 | 電気・電子系(E) |
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訓練コース | 鉛フリーはんだ付け技術 |
訓練対象者 | 電子機器の生産技術、生産管理、品質管理等に従事し、今後製造現場のリーダーとしての役割を担う者 |
訓練目標 | 鉛フリーはんだの性質を理解するとともに、鉛フリー化による生産管理上の問題点とその対策について習得する。また、鉛フリーはんだ付けの実習を通して、鉛フリーはんだ付け作業の実践技術・管理技術を習得する。これにより、製品の改善や業務の効率化に関する職務の遂行ができる。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.鉛フリー化について | (1)環境問題と法規制 (2)各国における鉛フリー化の現状 |
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2.はんだ付けの科学 | (1)実装条件 (2)ぬれ性 (3)はんだ接続の界面組織 (4)信頼性 |
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3.鉛フリーはんだの種類 | (1)Sn−Ag系合金の組織と性質 (2)Sn−Bi系合金の組織と性質 (3)Sn−Zn系合金の組織と性質 (4)Sn−Cu系合金の組織と性質 |
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4.接続界面と評価方法 | (1)電気的接続信頼性(イオンマイグレーション・絶縁信頼性と評価方法) (2)接続界面強度と評価方法、信頼性について (3)リフトオフとその対策 |
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5.手はんだ付け作業におけるポイント | (1)はんだこてと熱の伝導 (2)鉛フリーはんだによって発生する作業上の問題点について (3)鉛フリーはんだにおける作業の効率化について (4)はんだこての選定と温度管理について |
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6.実習 | (1)はんだ作業による温度変化の測定 (2)はんだ付け作業における設定温度の変化による影響 (3)はんだの選定と作業の違い、など |
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7.まとめ | (1)鉛フリー化におけるコスト低減のヒント及び作業改善 (2)安全衛生作業 (3)総括、事例紹介 |
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訓練時間合計 | 12 |
使用器具等 | 温度コントローラ付はんだこて、実習用基板・部品等、ルーペ(顕微鏡)、工具一式、その他 |
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