カリキュラムモデル
分類番号 E215-030-3
訓練分野 | 電気・電子系(E) |
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訓練コース | 電子回路から発生するノイズ対策 |
訓練対象者 | 電子回路のノイズ対策に従事する電子回路技術者で、今後職場のリーダー的な役割を担う者 |
訓練目標 | デジタル回路から発生するノイズに対してノーマルモードノイズとコモンモードノイズの関係を理解し、実践的なノイズ対策技術を習得する。これにより、設計期間の短縮や製作した製品の品質向上や改善に関する職務の遂行ができる。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.EMCの知識 | (1)EMCに関する計測量 (2)電磁波の性質と特性インピーダンス (3)ノーマルモードノイズとコモンモードノイズの関係 イ.ノーマルモードノイズの発生とその大きさ ロ.コモンモードノイズの発生とその大きさ |
2 |
2.ディジタル回路から発生するノイズと対策 | (1)クロックパルスの周波数スペクトラム イ.矩形波のスペクトラムの計算値と実測値 ロ.スペクトラムレベルの改善 (2)電源ライン(パターン)への対策 (3)GNDに対数する対策 (4)パスコンの効果 |
3 |
3.測定実習 | (1)ダンピング抵抗による効果 (2)パスコンの最適値の決定法 (3)コモンモードノイズの測定 |
3 |
4.プリント基板のノイズと対策 | (1)パターンの特性インピーダンス イ.プリントパターンの特性インピーダンス ロ.インピーダンスマッチング (2)基板に接続するケーブル イ.ケーブルの種類とノイズに対する効果 ロ.同軸ケーブルの構造、特性インピーダンスの使い方 (3)ノイズ対策部品 イ.フェライトコアの特性と最適活用 ロ.フィルタの特性と最適活用(EMIフィルタ、電源ラインフィルタ) (4)シールドの効果 イ.シールド材料と電磁波の性質の関係 ロ.電子機器の筐体のシールド対策 |
3 |
6.総合実習 | (1)実習課題の仕様について (2)プリント基板及びケーブルの実測 イ.コモンモードノイズの測定 (3)ノイズ部品及びパターン改善による設計見直し イ.インピーダンスマッチングとコモンモードノイズ (4)運用管理 |
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7.確認・評価 | (1)実習の全体的な講評および確認・評価 | 1 |
訓練時間合計 | 18 |
使用器具等 | 安定化電源、オシロスコープ、スペクトラムアナライザ、その他 |
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