カリキュラムモデル
分類番号 E215-029-3
訓練分野 | 電気・電子系(E) |
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訓練コース | RF−IC設計技術 |
訓練対象者 | RF−ICの設計・開発に携わる技術者で、今後現場のリーダーの役割を担う者 |
訓練目標 | RF-IC設計の手法と現状を理解し、CADツールによるRF−ICの設計法を習得することにより、仕事の上で抱えている問題点の解決を図り、システムの改善や効率化に関する職務の遂行ができる。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.バイポーラRF−IC設計 | (1)RF回路で問題になるBJTのパラメータ NF、ft、Sパラメータ、SPICEパラメータ (2)高速バイポーラトランジスタ概要 (3)Si−Ge バイポーラRF−IC概要 |
4 |
2.C−MOSRF−IC設計 | (1)RF回路で問題になるMOSのパラメータ NF、ft、Sパラメータ、SPICE(BSIM3) (2)高速MOSトランジスタ概要 (3)CMOS RF−ICの高速化、低消費電力、低雑音化 (4)Si基盤雑音とラッチアップ (5)SiGe/CMOS(Si)/GaAsRF−ICの比較 |
4 |
3.設計実習 | (1)CDMA低雑音増幅器 マッチング回路の自動設計、自動最適化、IP3解析 CDMAデジタル信号解析、W−CDMAデジタル信号解析 (2)発振器 入力・出力それぞれにマッチング回路を設計、発振解析、 位相雑音特性 (3)変・復調器(ギルバートセル・ミキサ) シングルバランスからギルバートセル・ミキサ設計 アナログバイアス回路設計 (4)PLL、ループフィルタ PLLの伝達関数特性、ループフィルタ設計理論、 クローズドループの位相雑音解析手法 (5)高周波アナデジ・ミックスドシグナル解析 基板/電源/グランドバウンス及び線間電磁界クロストーク (6)CDMA携帯電話例 RF/アナログ/デジタル混在システム |
10 |
訓練時間合計 | 18 |
使用器具等 | パソコン、高周波回路設計ソフト、その他 |
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