カリキュラムモデル
分類番号 E211-005-4
訓練分野 | 電気・電子系(E) |
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訓練コース | 電子セラミックスのデバイス |
訓練対象者 | セラミックス技術に従事し、今後職場のリーダーの役割を担う者 |
訓練目標 | 先端的な電子セラミックスに関する製造技術・評価技術を習得するすることにより、品質改善や業務の効率化、システム化に関する職務が遂行できる。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.セラミックスの誘電性 | (1)誘電分析の種類と誘電率 (2)誘電体の等価回路と誘電分散 (3)セラミックコンデンサの容量 (4)積層コンデンサの構造 (5)シート成形と積層化技術 (6)チタバリ系材料とリラクサ材料 (7)誘電率温度特性とコアシェル構造 (8)内部電極材料 (9)MLCに関する最近の話題 (10)マイクロ波用誘電体 |
1.5 |
2.半導体コンデンサ | (1)粒界の構造と機能 (2)半導体コンデンサの種類と内部構造 (3)半導体コンデンサの材料と製法 (4)BLコンデンサの特徴 |
2 |
3.PTCセラミックス | (1)PTC現象発生のメカニズム (2)過渡電流と定温発熱原理 (3)PTCセラミックスの原料、組成、製法 (4)PTCセラミックスの応用 (5)限流素子とヒーター素子 (6)PTC特性の電圧依存性とバリスタ効果 |
2 |
4.圧電セラミックス | (1)セラミック圧電体の知識 (2)圧電現象とエネルギー変換機能 (3)PZTとMPR組成 (4)三成分系材料とPT系材料 (5)圧電セラミックスの製造行程 (6)各種応用と問題点 (7)発音体とアクチュエータ (8)圧電トランスと高電力化への課題 (9)微小粒径圧電セラミックスへの展開 (10)圧電コンポジットの理論と実際 |
2 |
5. セラミックバリスタ | (1)バリスタの分類と特徴 (2)バリスタの微構造と製法 (3)ZnOバリスタとST系バリスタ (4)高誘電率バリスタのノイズ対策 |
2 |
6. 総合実習 | (1)金属、セラミック等の薄膜作成 (2)材料のインピーダンス測定 (3)光学測定 (4)表面分析等 |
6 |
7.電子セラミックスの技術動向 | (1)原料のファイン化と低温焼結への展開 (2)微粉末処理技術の重要性 (3)微小粒径セラミックスの物性解明と積極的利用 (4)電子セラミックスの複合機能化 (5)電子セラミックスの将来 |
2 |
8.確認・評価 | (1)実習の全体的な講評および確認・評価 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 |
使用器具等 | ファンクションジェネレータ、オシロスコープ、その他 |
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