カリキュラムシート
分類番号 D104-001-A
訓練分野 | 居住系 |
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訓練コース | RC構造物の劣化診断と補修実践技術 |
訓練対象者 | RC構造物(鉄筋コンクリート造)の管理・診断業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | RC構造物の劣化診断の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化、診断・予防保全に向けたRC構造物の診断方法と補修工法に関する知識及び技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練コースの概要説明 (2)受講者が有する専門的能力の確認 (3)問題点の整理 (4)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.鉄筋コンクリートの概要および劣化 | (1)鉄筋コンクリートの構成と性能 (2)劣化要因 (3)事例紹介 |
1 | |
3.診断方法 | (1)電位差と鉄筋腐食 (2)超音波と強度・ひび割れ深さ (3)コンクリートの欠陥部分周辺の超音波の挙動 (4)フェノールフタレン溶液を用いた中性化診断 (5)反撥度と強度・弾性係数 (6)その他各種測定原理 |
2 | 2 |
4.調査実習 | (1)目視調査 (2)フェノールフタレインを使用した中性化調査 |
4.5 | 3 |
5.補修工法 | (1)注入工法 (2)充填工法 (3)塗布工法 (4)金物補強工法 |
1 | 1 |
6.応用演習 | (1)診断書の作成 (2)補修施工要領書の作成 |
2.5 | 2 |
7.まとめ | (1)理解度の確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 8.5 |
使用器具等 | クラックスケール、中性化キット、超音波測定器、構造物非破壊圧縮強度試験機、パソコン、デジタルカメラ |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2021.08 |