カリキュラムシート
分類番号 D103-002-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | モータ利用設備測定技術 |
訓練対象者 | 設備検査/設備診断(機械/電気)に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 設備検査/設備診断(機械/電気)の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化、故障対応・予防に向けたモータ特性測定実習や振動計測技術、ひずみ測定実習を通して、駆動回路設計技術、モータ選定技術や計測技術に関する技術・知識を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練コースの概要説明 (2)受講者が有する専門的能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.モータの特性と駆動回路 | (1)構造と動作原理 (2)モータの特性(静特性、動特性) (3)モータの特性と駆動回路との関係 (4)モータ選定 |
0.5 | |
3.振動とひずみ | (1)振動理論 イ.FFT概要 ロ.振動計測 ハ.振動測定 (2)ひずみ概要 イ.ひずみの目的 ロ.ひずみゲージの原理と構造 ハ.ホイーストーンブリッジ回路 ニ.温度保障 ホ.選定 ヘ.接着(接着剤の種類、接着法、防湿法) |
1.5 | |
4.モータ利用設備測定・制御実習 | (1)モータ特性測定実習 イ.モータの駆動回路設計 ロ.動トルク特性の測定(脱出トルク測定、引き込みトルク特性) (2)位置決め制御実習 イ.モデルによる位置決め制御実習 ロ.実習モデルによる各種パラメータの算出(変位センサ) ハ.自起動運転実習と評価および検討 二.加減速運転実習と評価および検討 (3)振動測定実習 イ.インパルスハンマ加振法による1次元はり状構造体の 伝達関数計測 ロ.一次元はり状構造体に対する振動モードの作図 ハ.実測値からの固有振動数、対数減数比率、減衰比の求め方 ニ.測定結果の評価および検討 (4)ひずみ測定実習 イ.ひずみゲージ接着実習 ロ.静ひずみの測定実習 ハ.ロゼット解析の実習 ニ.測定結果の評価および検討 |
9 | 9 |
5.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 9.5 |
使用器具等 | オシロスコープ、モータ、各種電子部品、テスタ、ばねばかり、軸モデル実習装置、電卓、パソコン、FFTアナライザ、インパルスハンマ、加振器(電磁型)、加速度ピックアップ、チャージアンプ、ひずみゲージ、ひずみ測定器 |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |