カリキュラムシート
分類番号 D101-007-A
訓練分野 | 機械系 |
---|---|
訓練コース | 幾何公差の解釈と測定技術 |
訓練対象者 | 製造品に関する開発・設計・生産技術・測定・検査等業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 測定作業の生産性の向上をめざして、最適化(改善)に向けた測定実習を通して、設計図面に記載される幾何偏差の測定を実現する手法と機械加工との関わりを明らかにし、幾何公差の解釈と測定技術に必要な技能・技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.幾何公差の図示と解釈 | (1)主な幾何偏差の意味と幾何公差域 (2)幾何公差の図面指示の留意点 (3)データムの考え方と図面指示の原則 (4)主要な幾何公差の解釈 イ.形状公差(真直度・平面度・真円度・円筒度) ロ.姿勢公差(平行度・直角度・傾斜度) ハ.位置公差(位置度・同軸度・対称度) ニ.振れ公差(円周振れ・全振れ) |
3 | |
3.加工・測定と幾何公差との関わり | (1)データムの設定と加工誤差との関連 (2)幾何公差域の解釈と加工誤差 (3)加工方法による幾何偏差への影響 (4)幾何公差の図面指示と測定誤差 |
2.5 | 1 |
4.主要な幾何偏差の測定技術とその実習 | (1)水準器による真直度の測定技術 (2)直径法・三点法・半径法による真円度の測定技術 (3)定盤基準による真直度・平面度・直角度の測定技術 (4)直角度・位置度・円筒度の解釈と三次元測定機による測定法の問題点 |
5.5 | 5.5 |
5.まとめ | (1)質疑応答 (2)講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 7 |
使用器具等 | 三次元測定機、真円度測定機、水準器、定盤、直角定規などの各種測定機器 |
---|---|
養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2021.08 |