カリキュラムシート
分類番号 B399-002-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 航空機部品締結技術と良否判定のポイント |
訓練対象者 | 航空機の運航又は整備会社において、航空機の整備作業に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 航空機部材の機器組立/システム組立業務の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化に向けた締結・調整実習を通して、ボルトの締結作業、ねじ緩み止め作業、ケーブルリンギング作業や作業結果の良否判定手法並びに関連知識を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門知識及び能力の確認 (3)問題点の整理 (4)安全上の留意事項 |
1 | |
2.締結部品 | (1)締結部品 イ.ボルト種類、用途、選定の基準 ロ.ナット種類、用途、選定の基準 ハ.スクリュー種類、用途、選定の基準 ニ.ワッシャー種類、用途、選定の基準 (2)トルクレンチ (3)緩み止め コッターピン等 |
4 | 3 |
3.締結実習 | (1)締結作業 イ.一般工具によるボルト・ナット・ワッシャーの締結実習 ロ.トルク・レンチを用いた規定トルクを掛ける実習 ハ.安全線によるボルト・スクリュー緩み止め作業実習 |
2 | 2 |
4.総合課題実習 | (1)張力計 (2)緩み止め ターンバックル等 (3)リギング ※航空機の動翼などを操作するケーブル系統は、精度の高い張力の 調整と相互位置の調整が必要となる。本実習では、ケーブル張力計 を用いた調整方法と一旦調整したケーブルが緩まない様、安全線を 用いてターンバックルの緩み止めをする方法を習得する。 |
2 | 2 |
5.成果発表 | (1)課題成果発表(プレゼンテーション) (2)発表内容に関する質疑応答 |
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6.まとめ | (1)成果発表後の全体的な講評および確認・評価 |
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訓練時間合計 | 12 | 10 |
使用器具等 | トルク・レンチ、螺着作業台、テンション・メータ、ケーブル作業台 |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2023.08 |