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カリキュラムシート

分類番号 B206-008-A

訓練分野 機械系
訓練コース 金属部品の精密洗浄技術
訓練対象者 洗浄技術管理及びめっき、塗装、表面処理に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者
訓練目標 洗浄技術の生産性の向上をめざして、効率化、最適化(改善)に向けた汚れの形態、各洗浄法の機構、洗浄剤、水質管理、洗浄システムのしくみや要点を理解し、最適な洗浄技術を実習及び評価を通して、精密洗浄技術及び洗浄工程に係わる安全衛生、環境保全に係る問題と対策に関する知識を習得する。
教科の細目 内容 訓練時間(H) うち実習・
まとめ(H)
1.コース概要及び留意事項 (1)訓練の目的およびコース概要
(2)専門的能力の確認
(3)安全上の留意事項
0.5
2.洗浄理論 (1)金属表面とその汚れの形態
(2)前加工工程の種類や材質による金属状態と汚れの違い
  イ.プレス加工と加工油その特徴
  ロ.切削加工と加工油その特徴
  ハ.熱処理油とその特徴
  ニ.ダイカストと離型剤その特徴
  ホ.その他
(3)各種洗浄方法とそのメカニズム
(4)洗浄剤の種類と特徴
(5)各種洗浄工程の特徴
(6)洗浄工程の管理ポイント
(7)洗浄の評価
4
3.洗浄実習 (1)水質管理のポイント
(2)界面活性剤による洗浄メカニズムの理解を促すための観察
(3)汚れ毎の洗浄剤への溶解性試験
(4)洗浄剤の老化判定
(5)各種水系洗浄剤の洗浄と評価
(6)各種有機系洗浄剤の洗浄と評価
(7)超音波洗浄機による洗浄
(8)電解洗浄
(9)事例や金属サンプルによる洗浄方法の検討実習
5 5
4.洗浄技術の環境・安全対策 (1)環境保全に係わる最近の動向
  イ.代替洗浄剤の開発動向と適用事例
(2)環境対策上の留意事項
(3)安全衛生・防災上の留意事項
1
5.まとめ (1)総括と質疑応答
1.5 1.5
  訓練時間合計 12 6.5
使用器具等 金属板洗浄実習器具、金属部品サンプル、各種洗浄液、超音波洗浄器、導電率計
養成する能力 生産性の向上を実現できる能力
改訂日 2021.08

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